港区子ども読書活動推進計画(第2次)では、「読書をつたえ、とどける」「読書でむすぶ」「読書をささえる」の三つの方向性に基づいた施策を計画化しました。
3-1-1-1.~「読書をつたえ、とどける」~
図書館における取組は、「図書館活動の充実」と「読書の楽しさを伝える」の二つの方向性に基づいて展開します。
「図書館活動の充実」では、イベントや子ども向けレファレンスサービスなどの図書館サービスを充実させるとともに、これまで読書活動が十分行き届かなかった利用者への働きかけを強化します。
「読書の楽しさを伝える」では、子どもと保護者へ啓発活動を行います。
3-1-1-2.~「読書でむすぶ」~
地域でつながるネットワークづくりを図書館が支援します。地域の幼稚園・保育園、子ども関係施設、民間企業、ボランティア組織、高校、大学図書館、総合支所、地域住民等の関係者・機関の協力体制づくりを支援し、お互いの強みを活かした子どもの読書活動を推進します。
3-1-1-3.~「読書をささえる」~
子どもの読書活動を推進するサービスの基盤の整備のため、「施設整備と資料の充実」、「人材の育成」を強化します。
「施設整備と資料の充実」では、安全、安心で居心地のよい施設整備と新鮮で魅力的な資料収集を行います。「人材の育成」では、本の魅力をうまく伝えられる専門性をもつ人材の育成を行います。