1.港区の教育における情報化のこれまでの取組と現状

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 教育委員会では、国の「教育の情報化ビジョン」で示された様々な施策や「港区教育振興プラン」、「港区情報化計画」に基づき、教育目的の情報システムとして、各種サーバ機器、パソコン、プリンタ等学校配備システムを段階的に導入し、学校情報化を進めてきました。
 港区においては、全ての小中学校に校内LANと高速インターネット環境を整備しています。これにより、小学校では約2000台、中学校には約900台のパソコンを配備して、授業や給食、保健などでの活用が可能となっています。校務の情報化においては、教員1人1台の教務用パソコンを配置し校内ネットワークシステムの整備にも取り組んできました。
 また、平成21年度以降は、「より分かりやすい授業」「子どもたちがより興味や関心をもつ授業」を進めるため、「港区教育振興プラン」にもとづき、電子黒板を1フロアにつき1台を目安に小中学校合わせて120台配備するとともに、電子黒板上で動作させる教材として全校にデジタル教科書を配備しています。
 また、青山小学校では、平成20年度からメディア教育開発センターとマイクロソフトが主導する実証研究のモデル校として参加するなど、小学校におけるICTを活用した教育の実証研究を進めてきました。
 ※詳細は参考資料「港区の教育における情報化のこれまでの取組」参照