3.学校現場における課題意識

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(1)学校における現状調査の実施
 学校情報化の現状と課題の把握のため、港区内の幼小中学校に対して学校ヒアリングを実施しました。その上で、ヒアリング結果から抽出した質問内容を基に、学校アンケートを実施しました。
(ア)学校ヒアリング実施概要
  実施日時   :平成25年5月10日~5月17日
  対象校    :高輪幼稚園、高輪台小学校、御成門小学校、青山小学校、
          青山中学校、赤坂中学校(計6校)
  対象者    :校長、園長、副校長、副園長、教務主任、一般教諭、養護教諭
(イ)学校アンケート実施概要
  実施日時   :平成25年5月31日~6月7日
  対象校    :区内全幼小中学校(41校)
  対象者    :校長、園長、副校長、副園長、教務主任、一般教諭、養護教諭
  合計回答者数 :計140名
 
(2)学校調査結果
 学校ヒアリングとアンケートにより、ICTを活用し分かりやすい授業、児童・生徒の興味・関心を引き出す授業を進めるためには、以下のような取組が必要となります。
 ※詳細は参考資料「学校ヒアリング及び学校アンケートの調査結果」参照
 
電子黒板を1教室につき1台配備
パソコンへ電子教材・ソフトウェアを追加
処理能力があり、授業に支障をきたさないパソコンを配備
パソコン間で連携し、円滑な情報のやりとりを実現
統一された校務支援システムの導入
ホームページを容易に作成できるシステムの導入
教職員に負担となっている、システムの管理負荷を低減
校外での活動の際に、安全に情報にアクセスできる環境を整備