さらなる子どもたちの基礎的な学力の向上を図り、幅広い知識と柔軟な思考力、正しい判断力、豊かな表現力を育成するとともに、教員の児童・生徒に向き合う時間を増やすことにより学校教育の質を向上させるためには、「港区基本計画」及び「港区教育振興プラン」の早期実現を図り、目標を次のとおり定めて「学校情報化アクションプラン」を策定し、必要な施策を短期集中して実現することで、新たな学校情報システムの環境(以下「新みなと教育情報システム」と呼称)を作り上げていくことが必要となります。
①ICTを活用した理解を深める授業の実現
ICT環境の整備と活用によって教育活動を充実させ、児童生徒の「主体的に学習に取り組む態度の育成」「授業への深い理解の促進」「思考力・判断力・表現力等の育成」を図ることによって、学力の向上、及び情報活用能力の向上を目指す。
②学校間ネットワークの確立と校務情報化の推進
校務の情報化を通じて、教員間・教育関係者間で共有する情報の充実と校務処理の効率化を図り、教員が児童生徒に向き合う時間を増加させる。それによって学校教育の質を向上させ、児童生徒はもとより、保護者・地域からも信頼される学校づくりを実現する。
③ICT環境の安全安心の確保
いつでも安全・安心に利用できる環境と体制を整備し、情報化された教育環境がより身近で、より信頼性の高いものとなるようにする。児童生徒や教職員が日常的にICT機器を活用できる環境を実現する。