【一般的な用語】
ActiveDirectory
マイクロソフトが開発した、ユーザやコンピュータの情報を一元管理するサービス。Windowsパソコンのユーザ認証に使用される。
Bフレッツ
NTTが提供する、光回線を使用したインターネット接続サービス。
DMZ(DeMilitarized Zone)
組織の内部ネットワークと危険の多い外部ネットワークの中間に設置される、隔離されたネットワーク領域。Webサーバやメールサーバ等インターネットに公開するサーバを設置し、外部・内部からの不正アクセスから保護する。
DNS(Domain Name System)
コンピュータに付与される名前(ホスト名・ドメイン名)とネットワーク上の識別番号(IPアドレス)を対応させるシステム。また、その機能を提供するサーバのことをDNSサーバと呼ぶ。
eラーニング
パソコンや携帯端末、コンピュータネットワーク等を用いて学習、教育を行うこと。
Facebook(フェイスブック)
フェイスブック株式会社が運営するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。実名登録が必要であり、現実の世界での人間関係を基として交流するように設計されていることが特徴。
GUI(Graphical User Interface)
ユーザに対する情報の表示にグラフィックを多用し、直感的な操作感を提供する仕組み(ユーザインターフェイス)。
HTML(HyperText Markup Language)
Webページを作成するために開発されたコンピュータ言語。
ICT(Information and Communication Technology)
コンピュータやネットワークに関連する技術・産業・設備・サービス等の総称。「情報通信技術」と訳される。ITの意味するコンピュータ技術に加えて、それを使ったコミュニケーションを強調した表現。
ICTガバナンス
情報システムの導入・活用に対してその目的と戦略を明確にし、組織としてその費用対効果や妥当性等をチェックすることで、適正化を行っていく取組。
ICT研修
ICTを活用した指導力やITを使いこなす能力(ITリテラシー)を向上させるために行われる研修のこと。
ICT支援員
授業や校務におけるICT活用をサポートするため教育現場に派遣される、ICT支援の専門家。
LAN(Local Area Network)
建物内や同一の敷地内など、狭い範囲にあるコンピュータや通信機器で構成されたネットワーク。
LINE
LINE株式会社が運営するインスタントメッセンジャー。通信キャリアや端末を問わず相手とインターネット電話やチャットを行うことができ、近年利用者が急増している。
mixi
株式会社ミクシィが運営するSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。日本では最も早い時期からサービスを展開しているSNSの1つ。
NAS(Network Attached Storage)
ネットワークに直接接続して使用するファイルサーバ。ハードディスクやOS、ネットワークインターフェイス等から構成され、ファイル共有サービスに特化した専用機。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)
友人知人間のコミュニケーションをICTを使って促進するコミュニティ型のWEBサイト。会員登録したメンバーがお互いのプロフィール等を公開し、各々の関心のあるテーマに沿って動画や画像、あるいは文章による情報交換を行う。国際的には、実名での登録を義務付ける「Facebook(フェイスブック)」、国内では「mixi(ミクシィ)」等があり、この他に、正確にはSNSには含まれないが類似サービスの字数制限を設けた「Twitter(ツイッター)」がある。
Twitter(ツイッター)
ツイッター社が運営する情報サービス。140文字以内の短文を投稿でき、Web上でその発言を誰でも閲覧することができる。
VPN(Virtual Private Network)
公衆回線の上に暗号化された伝送路を作成し、あたかも専用回線のように利用できるサービス。専用線よりも低コストで実現でき、拠点間の接続に利用されることが多い。
WAN(Wide Area Network)
専用線やVPN等を用い、地理的に離れた拠点にあるLANやコンピュータ同士を接続したネットワーク。
Webサーバ
インターネットやイントラネットにおいて、Webブラウザで表示可能なコンテンツ(テキスト、画像等)を公開するためのサーバ。
Webフィルタリング
インターネット上で閲覧にふさわしくない(有害情報やウイルス等)と判断されたWebサイトについて、アクセスを遮断するソフトウェアやサービス。また、その機能を提供するサーバのことをWebフィルタリングサーバと呼ぶ。
アウトソーシング
業務や機能の一部または全部を、専門会社など外部に委託すること。
アカウント
コンピュータやネットワークを利用するための権利、または利用の際に必要となるIDのこと。
アクセスポイント
パソコンや携帯端末等、無線で接続できる情報機器をネットワーク接続させるための電波中継機。
アセスメント
ある事象について、妥当性・必要性・実現性・有効性等を客観的に評価・検証すること。
一斉学習
一斉指導による学び。一人の教員が、大勢の児童・生徒に対して同一の内容を同時に教える学習形態。
インシデント
出来事、事件。ITの分野においては、情報管理やシステム運用において脅威となる現象や事案を指すことが多い。
ウイルス対策
ウイルスの特徴を記録したファイル(パターンファイル)に基づき、コンピュータウイルスを監視・駆除するソフトウェア。また、その機能を提供するサーバのことをウイルス対策サーバと呼ぶ。
外字管理・配信サーバ
標準の文字コードに含まれない文字(外字)を一元管理し、ネットワークを通じてパソコンに配信するサーバ。パソコンはサーバから外字を取得・登録し、登録を行ったパソコン間で同じ外字を使用できる。
環境復元ソフト
パソコンの再起動を行う毎に、システムの環境を復元(システム利用前の状態に戻す)し、安定したシステム環境を維持できるソフトウェア。
記録媒体
データを記録する媒体。一例としてフロッピーディスク等の磁気ディスク、CD-ROM等の光学ディスク、USBメモリ等のフラッシュメモリ等が挙げられる。
協働学習
子どもたちが教え合い学び合う協働的な学び。児童・生徒同士がお互いの考え方の共有や検討・考察を行い、意見交換や発表・討議を行う学習形態。
グループウェア
ネットワーク環境を利用し、情報共有やコミュニケーションをはかるためのソフトウェア。電子メール、電子掲示板、スケジューラ、文書共有、ワークフロー等の機能を持つ。
個別学習
子どもたち一人一人の能力や特性に応じた学び。児童・生徒の個人的な素質・能力・環境等に応じて、自分に合った方法で学ぶ学習形態。
校務支援システム
学籍・出欠・成績・保健など児童生徒情報の共有による教育指導の質的向上と、校務の効率化を目的としたシステム。グループウェア機能を併せ持つソフトウェアが多い。
サーバ
パソコンや携帯端末等、クライアントからの要求に対して、自身の持つ機能やサービス、データ等を提供するコンピュータ。
サービスレベル
利用者に提供するサービスの品質のこと。
資産管理ソフト
パソコン等情報機器のハードウェア・ソフトウェア情報を自動収集し、台数や利用状況、ライセンスなどの情報を一元管理するためのソフトウェア。リモート操作等メンテナンス機能を備えるソフトもある。
実物投影機
プロジェクタやテレビにつないで、教科書や資料等を拡大して映し出すことができる装置。書画カメラとも呼ばれる。
指紋認証
指紋を用いて個人を識別するユーザ認証方式。生体認証の1つ。
授業支援ソフト
教員用パソコンから児童生徒パソコンの画面を一度に確認したり、逆に教員用パソコンの画面を児童生徒用パソコンに一斉配信できるソフトウェア。画面配信の他にも一斉操作や教材作成等の機能を持つソフトもある。
情報モラル教育・教材
情報社会における正しい判断や、望ましい態度を育てること。また、情報社会で安全に生活するための危険回避の方法や技術を得ること。そのための教育や教材。
情報リテラシー
情報機器やネットワークを用い、情報やデータを取り扱う上で必要となる基本的な知識や能力。
静脈認証
静脈を用いて個人を識別するユーザ認証方式。生体認証の1つ。
スパイウェア
パソコンを使うユーザの行動や個人情報などを収集し、ユーザに通知することなく特定の企業・団体・個人に自動的に送信するソフトウェア。
生体認証
人間の身体的、もしくは行動的な特徴によって個人を識別するユーザ認証方式の総称。一例として指紋認証、静脈認証、虹彩認証等が挙げられる。
セキュリティポリシー
組織における、情報セキュリティに関する基本方針。組織のセキュリティ対策を効率よく、効果的に行うための指針であり、恒久的にセキュリティを維持するための仕組み。
センターサーバ
データセンター等に設置し、各拠点から共通利用できるサーバ。運用や維持管理を一元化できる。
タブレット
コンピュータ製品の分類の一つで、タッチパネル操作を主体とした板状の筐体のコンピュータ。
デジタル教科書
電子書籍として配信・提供され、音声や映像等マルチメディアコンテンツとの連携が可能な教科書。
電子教材
教材を電子化し、パソコン・電子黒板等、情報機器上で取り扱えるようにしたものの総称。
電子黒板
パソコン上の画像や動画、教材を大型ディスプレイやプロジェクター等に映し、そこに電子ペンで書き込んだり、画面を保存したりすることができる装置。
ネットワークの冗長化
ネットワーク接続回線の予備回線を用意し、片方が断線してもサービスを継続できるようにすること。
ハイブリッド型パソコン
液晶の着脱やスライド、回転等が行え、ノートパソコンとしてもタブレットとしても利用できるパソコン。
バックアップ
データやシステムの複製を保存し、障害時等に復旧が行えるよう備えること。
雛型配信ソフト
パソコンに障害が発生した際や環境を変更する際に、予めサーバ等に保管された雛型(設定したOSやソフトウェア環境を一つのファイルに固めたもの)を各パソコンに一斉配信し、設定作業の効率化や設定漏れを防ぐソフトウェア。
ファイアウォール
組織内のコンピュータネットワークと外部との通信を制御し、外部から侵入されるのを防ぐシステム。また、同一組織内で、異なる利用者、利用環境等のネットワークがある場合に、2つのネットワーク間で適切な通信制御を行う場合にも用いられる。
ファイルサーバ
ネットワーク上で、コンピュータ間のファイル共有を行うためのサーバ。
プロキシ
組織の内部ネットワークとインターネットとの境で、代理で通信を行うコンピュータやサーバ。セキュリティの向上や通信応答速度の向上のために使用される。
ブログ
時系列で比較的頻繁に更新される、日記的なWebサイトの総称。サイトの更新・管理がパソコンや携帯端末等から容易に行える。
プロフ
プロフィールサイトの略で、モバイルサイト上に自己紹介ページを作成できるサービスの総称。
ヘルプデスク
QAや障害対応等、利用者からの様々な問い合わせを受け付ける窓口。
無線LAN
無線通信(電波)を利用してデータの送受信を行うLANのこと。
メールサーバ
ネットワークを通じて、電子メールの送受信を行うためのサーバ。
ユーザ認証
ユーザ名とパスワードの組み合わせ等、個人を識別する情報を用いて、システムやアプリケーションを利用するための正当性を確認し、利用の許可を与えること。
リソース監視
コンピュータが計算処理のために使用する資源(CPU、メモリ等)の利用状況を監視すること。
【港区独自の用語】
暗号化USBメモリ【既存環境】
利用する際に、パスワード認証を必要とするUSBメモリ。中身のデータは自動的に暗号化され、不正アクセスを防止する。また、出張先等で利用する際には、校外のPCヘコピーしたり印刷したりできないよう制御されている。
暗号化USB用パソコン【既存環境】
暗号化USBメモリに対し、データを書き込むことが可能なパソコン。USBメモリによってデータの外部持ち出しを行う際には、このパソコンからのみデータを書き込み、持ち出すことが可能となっている。
給食用パソコン【既存環境】
栄養士用のパソコン。
教育ネットワーク【新環境】
区内の幼稚園・小中学校・教育用施設・学校データセンターを対象とした教育用途のネットワーク全体の総称。
教育用WAN【新環境】
学校データセンターを中心とした、拠点間を接続するネットワーク。
教育用ユーザ【新環境】
新校務用パソコンにおいて、教材作成・情報収集・ホームページ更新・教育指導等、個人情報を取り扱わないシステムやサービスを利用する際にログオンするユーザ。インターネット接続可能。
教室用パソコン【既存環境】
各教室において利用されるパソコン。教員用と生徒児童用がそれぞれ1台ずつ配備されている。
教務用LAN・教務用パソコン・教務用サーバ【既存環境】
個人情報を取り扱う、校務処理を行うためのパソコン・ファイル共有サーバ。また、そのためのネットワーク。インターネット接続不可。
教務用ユーザ【新環境】
新校務用パソコンにおいて、校務支援システムを利用する際にログオンするユーザ。個人情報を取り扱うため、インターネット接続不可。
緊急メール配信【既存環境、新環境】
保護者に対し、災害時の安否確認や緊急連絡、学校行事などの一斉連絡を実施するためのシステム。
研究用LAN・研究用パソコン・研究用ファイルサーバ(NAS)【既存環境】
教材作成、ホームページ更新、研究、情報収集等を行うためのパソコン・ファイル共有サーバ。また、そのためのネットワーク。インターネット接続可能。
事務用パソコン【既存環境、新環境】
庁内ネットワークに接続し、庁内グループウェアや財務会計システム等、区が整備したシステムを利用するためのパソコン。
小中専用広域イーサネット【既存環境】
各小中学校から、インターネット接続事業者のWebフィルタリングサーバヘ接続するために敷設された拠点間ネットワーク。学校間の通信は不可。
新教育用パソコン【新環境】
既存の教室用パソコン、電子黒板用パソコンの機能を統合した、教育用途のパソコン。普通教室などでの授業において、電子黒板への接続や調べ学習等に利用。
新教務用LAN【新環境】
新校務用パソコンにおいて、校務支援システムを利用する際に接続されるネットワーク。個人情報を取り扱うため、インターネット接続不可。
新研究/生徒用LAN【新環境】
新校務用パソコンにおいて、教材作成・情報収集・ホームページ更新・教育指導等、個人情報を取り扱わないシステムやサービスを利用する際に接続されるネットワーク。また、新教育用パソコンやパソコン教室用パソコンが接続されるネットワークでもある。インターネット接続可能。
新校務用パソコン【新環境】
教務用パソコン、研究用パソコン、教室用パソコン、給食用パソコン等の機能を統合した、すべての教職員に配備されるパソコン。用途に応じてログオンユーザを切り替えることで、利用できるネットワークやソフトウェア、システム、サービスが動的に変化する。
生徒用LAN・生徒用サーバ【既存環境】
児童生徒が調べ学習を行ったり、教員が教育指導を行うためのファイル共有サーバ。また、そのためのネットワーク。
その他LAN【既存環境】
図書室用パソコンや給食用パソコン等が所属するネットワーク。
庁内ネットワーク【既存環境、新環境】
グループウェアや財務会計システム等、区が整備したシステムを利用するためのネットワーク。事務用パソコンが接続される。
電子黒板用パソコン【既存環境】
電子黒板に教材等を表示するために接続するパソコン。
図書室用パソコン【既存環境、新環境】
図書室にて蔵書検索や貸出・返却処理を行うためのパソコン。
パソコン教室用パソコン【既存環境、新環境】
パソコン教室にて授業を行うためのパソコン。
港区学校情報安全対策基準
区が策定した「港区情報安全対策基本方針」に基づき、教育委員会が策定した統一的に守るべき行動指針、判断基準。
港区学校情報安全対策実施手順
教育委員会が策定した「港区学校情報安全対策基準」に基づき、具体的に実施するための手順を各学校にて定めたもの。
港区情報安全対策基本方針
区が策定した、情報セキュリティ対策に関する統一的かつ基本的な考え方。