(3)子どもの体力・運動能力の向上

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 都市化や生活利便性の向上等による生活環境の変化、睡眠や食生活における子どもの生活習慣の乱れといった様々な要因により、子どもの体力は低下傾向にあります。港区の児童・生徒の体力調査結果を全国や都の結果と比較すると、小学生はほぼ同水準か、やや上回っていますが、中学生ではやや下回ります。
 生涯にわたって運動やスポーツに親しむためには、幼児期から青年期に至るまでの間に、基本的な生活習慣を身に付け、健康や体力を保持・増進していくための基礎的な能力や態度を養い、日常生活の身体活動量を増加させ、基礎体力を十分に高めていくことが重要です。
 また、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催決定により、スポーツに対する意識や機運が高まっています。体育授業の改善・充実はもとより、日常から運動に親しむ環境づくりが求められています。
 
<現状>
○生活環境の変化や、子どもの食生活、生活習慣の乱れ等の要因により、子どもの体力は低下傾向にある。
○港区の小学生の体力は全国や東京都と同水準で、中学生では下回っている。
○2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催決定により、スポーツに対する意識や機運が高まっている。
<課題>
○幼児期から青年期の間に基本的な生活習慣の確立、健康や体力の保持・増進が必要。
○日常生活での身体活動量の増加と基礎体力の向上が重要。
○体育授業の改善・充実はもとより、日常から運動に親しむ環境づくりが求められている。
 
児童・生徒の体力調査結果


<男子>


<女子>