港区教育ビジョンや港区の学校教育の現状と課題を踏まえ、本計画の推進によって港区が育んでいく子どもの目指すべき姿を、以下のように掲げます。
目指すべき子どもの姿
夢と生きがいをもち、自ら学び、考え、行動し、未来を創造する子ども
全国的な少子高齢化や核家族化の進行、共働き世帯の増加等により、家庭を取り巻く環境が大きく変化し、世代間交流の減少や地域との関係の希薄化が顕著になっています。人々の働き方、生き方が多様化した結果、子どもの生活習慣や健康への影響も指摘されています。
港区においては、急速な人口の増加に加え、さらなるグローバル化や都市開発の進展等が、子どもの生活環境や学習環境、遊びの環境などに大きな影響を及ぼすことが予想されます。
こうした多様で変化の激しい社会において、子どもたちがよりよく生き抜いていくために、これからの教育には、一人ひとりの個性を伸ばし、様々な能力を育む取組が求められます。
本計画では、「夢と生きがいをもち、自ら学び、考え、行動し、未来を創造する子ども」を目指すべき子どもの姿とし、生涯にわたり自ら学び続ける意欲を養い、新たな価値を創造する、将来を担う人づくりに取り組みます。そのために学校は、保護者や地域と連携し、子どもたちが安全・安心で、生き生きと楽しく学ぶことのできる、質の高い学校経営を目指します。
≪学校経営の視点≫
1 子どもたちが安全で安心して過ごすことができる学校づくり
2 子どもたちが生き生きと楽しく学ぶことができる学校づくり
3 保護者や地域に信頼される学校づくり