2 基本目標

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 「夢と生きがいをもち、自ら学び、考え、行動し、未来を創造する子ども」を育むため、港区教育ビジョンに掲げる基本理念と基本的方向性、現状と課題を踏まえて、4つの基本目標を定め、施策を推進します。
 
基本目標1 「徳」「知」「体」を育む学びの推進
 自ら学び、考え、行動する子どもの育成には、「徳」「知」「体」を育み、一人ひとりの個性を伸ばす教育が不可欠です。豊かな人間性の育成と確かな学力の習得、健やかな心と体づくりに取り組みます。

 

基本目標2 生き抜く力を育む学びの推進
 一人ひとりが夢と希望をもち、未来を切り拓いて生き抜いていく力の育成に取り組みます。
 意欲をもって自ら学び、挑戦し努力する姿勢、自ら課題を発見し、多様な人と協調して解決に導く力、主体的に社会に貢献する力の育成に取り組みます。
 郷土を誇りに思い、自国の歴史や文化を理解するとともに、他国の歴史、文化を敬うなど、グローバル化に対応した国際感覚の育成を図ります。地球環境や地域の環境を守り、災害時に他者や地域の安全・安心のために行動する力、ICTを活用して変革を生み出し、新たな価値を創造する力、科学技術の進歩に貢献する力を養う教育を推進します。
 児童・生徒それぞれの障害の状況や程度に応じたきめ細かな指導を行うため、特別支援教育体制を整備し、指導・支援の内容及び方法の充実を図ります。
 
基本目標3 地域社会で支えあう学びの推進
 開かれた学校づくりを進め、家庭、地域との連携を深めることにより、地域全体で子どもの学びを支える環境づくりに取り組みます。
 大学や企業、NPO、大使館など、多様な主体との協働により、体験学習や子どもの視野を広げる授業を展開するなど、港区の豊富な人材、資源を活用した特色ある教育を推進します。
 
基本目標4 学びを支える教育環境の充実
 学校支援地域本部の活用によって、地域との連携を深め、学校の教育力の向上を図るとともに、教員一人ひとりがより教育活動に専念できる環境を整備します。教員研修の充実、研究の奨励、地域人材の活用などにより教員の指導力向上を図ります。
 幼児・児童・生徒数の急速な増加に的確に対応した、安全で安心な学校施設等の環境を整備します。新教育センターやその中に設置する予定の体験学習、相談等の機能など、魅力ある教育環境を整備し、子どもをはじめとした区民の学びを支援します。
 

あきる野の「みなと区民の森」での環境学習