子どもの知的好奇心を高め、自ら意欲的に学習に取り組む姿勢を育むとともに、個に応じたきめ細かな指導の充実を図り、学力の向上、論理的な思考力、判断力、表現力の育成に取り組みます。
1-(2)-①基礎学力・活用力の習得
1-(2)-②きめ細かな指導の充実
【目指す子ども像】
○基礎的・基本的な知識、技能を確実に習得し、学力の向上を目指し意欲的に学ぶ子ども
【取組内容】
○小学校1学年で児童数が20名を超える学級、学力向上を目的とするコース別指導等を行う小・中学校に区費採用講師※24を配置し、教員、少人数指導講師による少人数習熟度別指導やティームティーチング指導※25、コース別指導を推進し、個に応じたきめ細かな指導を充実します。
○将来教員を志望する学生を幼稚園アシスタント、小・中学校においてはスクールボランティアとして配置し、幼稚園、小・中学校の教育活動を支援します。
【期待される成果】
○習熟度に応じた指導や教材の工夫により、一人ひとりの学力の向上が期待できます。
○個に応じたていねいな指導により、児童・生徒の学習意欲の高まりが期待できます。
1-(2)-③理科教育の推進
※23 各種検定受検の奨励:平成18年度から他自治体に先駆けて漢字検定・英語検定・数学検定の受検に必要な費用の一部を区が負担し、児童・生徒の学習意欲を高めるとともに、保護者負担の軽減を図っている。
※24 区費採用講師:区費で採用する講師のことで、小学校第1学年で1学級の児童数が20人を超える学級と、小・中学校で学力向上を目的とするコース別指導のために配置する。
※25 ティームティーチング指導:授業場面において、2人以上の教職員が連携・協力を通して一人ひとりの子どもおよび集団の指導の展開をはかり、責任をもつ指導方法および形態。
※26 サイエンスアシスタント:小学校において、理科の観察や実験の支援及び理科室の整備を行う者。
※27 サイエンスアドバイザー:中学校において、理科の観察や実験の支援、学習活動の支援を行う者。
※28 理科支援員:小学校において、理科の観察や実験等の指導に関する教員への助言、サイエンスアシスタントへの指導を行う者。