(2)各主体の役割

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 各主体が、港区の学校教育の担い手として役割を果たしながら、協働することで、子どもの充実した学びを支える環境をつくることができます。
 
幼稚園・学校
 遊びや学習を通じて協調性や規範意識を育むとともに、学力、体力の向上、子どもの個性と創造力を伸ばす教育を推進します。保護者や地域に信頼される、魅力ある学校教育を実現するため、地域に開かれた学校づくりに取り組みます。
 
家庭
 家族とのかかわりの中で、子どもの家族への信頼感や愛着を育み、人と人との絆を学ぶことや、基本的な生活習慣や規範意識を身に付けさせることが求められます。学校や地域と積極的にかかわり、ともに子どもを育む視点をもつことも必要です。
 
地域
 学校や家庭と協働して、子どもたちの健全な育成と学びを支える環境づくりが必要です。子どもたちが多様な世代と交流する機会を創出し、社会性を備えた豊かな心の育成に寄与することが求められます。
 
事業者・団体
 専門的な知識や人材、設備などを生かして、子どもたちの社会体験や学習の場を創出することが求められます。学校、家庭、地域との交流の機会をもち、地域の一員として子どもの教育にかかわることも期待されます。
 
港区
 「夢と生きがいをもち、自ら学び、考え、行動し、未来を創造する」子どもを育むため、学校、家庭、地域の協働・連携を支える環境づくりを推進します。生涯学習、スポーツ、環境、防災など、子どもの健やかな成長にかかわる庁内の各部局と連携し、学校教育の充実に取り組みます。