施策(3)国際社会に対応する教育の推進

60 ~ 61 / 103ページ
 グローバル化のさらなる進展に伴い、国際社会に対応できる真の国際人の育成が求められています。英語によるコミュニケーション能力の育成や、自国・他国の文化について学ぶ機会の充実など、東京2020大会の開催も踏まえ、国際理解教育を推進します。
 日本語能力が十分でない外国人児童・生徒等が増加しています。日本の学校生活への適応や教科学習の理解に向けた日本語指導の充実が必要です。また、東町小学校、南山小学校に開設している国際学級について、学校や保護者の意見等を踏まえた運営を行います。
 
2-(3)-① 国際理解教育の充実

 

2-(3)-② グローバル化への対応
【目指す子ども像】
 ○国籍や民族・文化の違いにかかわらず互いを認め合い、尊重し合える子ども
【取組内容】
 ○海外からの帰国児童・生徒や外国人児童・生徒が日本の生活に適応し、日本語による学習についていけるようにするため、日本語学級及び各小・中学校への日本語適応指導員の派遣による日本語指導を行います。今後、日本語の指導を必要とする児童・生徒の増加に対応するため、これまでの笄小学校に加え、麻布小学校、六本木中学校に日本語学級を拡充するとともに、より効果的な指導を行うため、日本語適応指導の指導方法について評価・改善を行います。
 ○日本語指導研修会の充実を図り、教員の外国人児童・生徒への教育に関わる資質・能力を高めます。
 ○東町小学校や南山小学校における国際学級、六本木中学校におけるネイティブ・コースの取組など、外国人児童・生徒に多様な教育の機会を提供するとともに、日本人の児童・生徒はもとより、外国人児童・生徒にとっても我が国と異なる文化や価値観に触れる機会を拡充し、国際理解教育の充実を図ります。
 ○学校や保護者の意見等を踏まえた国際学級の運営を引き続き行います。
【期待される成果】
 ○日本語指導が必要な外国人児童・生徒等の日本語での学習の理解が促進され、安心して学校生活を送ることができます。
 ○子どもたちの異文化理解が促進され、コミュニケーション能力が向上します。