【目標】
①ICTを活用した理解を深める授業の実現
②学校間ネットワークの確立と校務情報化の推進
③ICT環境の安全安心の確保
【基本方針】
①児童・生徒の情報活用能力の育成
②教科指導におけるICTの活用と活用能力の向上
③校務の情報化の推進
④地域の拠点として災害に強い学校づくり
⑤運用管理体制の強化
上記の目標及び基本方針に基づき、19の施策を提示し、平成26(2014)年度から平成29(2017)年度の4年間にわたり実施してきました。
本アクションプランを策定するに当たり、前アクションプランに掲げられた施策に関し、この4年間の進捗状況を以下の3段階評価により振り返りました。
【評価基準】A:実現済(計画どおり実施した)
B:取り組み中(一部未実施や課題等あり)
C:未実施(実施手法の見直しが必要になった)
【前アクションプランの評価一覧】



前アクションプランに計上した施策はおおむね計画通り実施していますが、配備や導入後に新たな課題が生じたものもあります。
目標①「ICTを活用した理解を深める授業の実現」については、「電子黒板の追加配備」で区内の全小学校の普通教室にプロジェクタ型の電子黒板を配備しましたが、中学校の普通教室への配備が未実施となっています。また、「インターネット接続環境の改善」において、複数台のタブレット端末で同時に接続すると、通信速度が遅くなってしまうという状況があります。
目標②「学校間ネットワークの確立と校務情報化の推進」については、校務支援システム導入から間もないため操作に慣れていないことや、使い勝手の面で課題があります。
目標③「ICT環境の安全安心の確保」については、教員が校外から業務データにアクセスできる体制整備について、より柔軟な働き方の実現に向け、さらなる検討が必要となります。