基本方針2 「ICT機器等の充実」に向けての施策

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施策⑥ タブレット端末の追加配備【レベルアップ】
 新学習指導要領に提示されている「主体的・対話的で深い学び」の実現のため、ペア学習やグループ学習の充実を図ることから、現状の各校に整備されているタブレット端末の配備数を増やす必要があります。
 施策②で示したモデル校において、1人1台のタブレット端末を配備し、その活用実態や効果を検証し、将来的な全小・中学校における児童・生徒のタブレット端末1人1台環境の実現に向け、他校への展開を検討します。
 また、特別支援学級において1人1台のタブレット端末を配備するとともに、適応指導教室にもタブレット端末を配備し、個に応じた指導の充実を図ります。

 

施策⑦ 電子黒板の追加配備【レベルアップ】
 電子黒板を教室間で移動させる手間などをなくし、ICT機器や電子教材をより身近に、効率的に利用できる環境を実現するため、普通教室全てに電子黒板を配備します。
 また、初期に導入した電子黒板について、導入後相当年数を経過していることから機器を更新することとし、特別教室で使用することを目的として、新たに小・中学校各フロアに1台を目安に可動式電子黒板を配備します。

 


 

【電子黒板の今後の機器更新について】
 メーカーの保守期間を鑑み原則として5年を目途としつつ、機器の老朽化の状況や財政負担などを総合的に勘案し、機器を更新します。
 
施策⑧ 教科指導用電子教材の充実【レベルアップ】
 デジタル教科書※34を引き続き導入するとともに、基礎的・基本的な内容を繰り返し学習できるよう、デジタルドリル教材を新たに導入し、授業におけるICT活用を促進します。

 


 



※34 デジタル教科書:電子書籍として配信・提供され、音声や映像等マルチメディアコンテンツとの連携が可能な教科書。