港区ではこれまで、「港区スポーツ推進計画」(平成27(2015)年2月策定)で掲げた将来の港区の目指すべき姿「みんなではぐくむ スポーツ文化都市 みなと ~誰もが 生涯を通じて スポーツを楽しみ スポーツで元気になるまちを目指して~」の実現に向け、施策を推進してきました。
こうした中で、成人の週1回以上のスポーツ実施率の低下という状況を踏まえ、子育て世代、働き盛り世代のスポーツ実施率の向上、障害者が気軽にスポーツができる環境づくりや意識啓発、スポーツを「みる」「支える」といった多様な関わり方の推進など、解決すべき課題が残されています。
一方で、東京2020大会の開催が目前に迫り、自らの可能性への挑戦、トップアスリートを間近にみる、ボランティアとして運営に携わるなど、様々な立場でスポーツに関わる機会がさらに増えることが見込まれます。
こうしたことから、「港区スポーツ推進計画」は、これまでの取組を基本に据えつつ、「港区教育ビジョン(港区教育大綱)」の基本理念・方向性を踏まえて、東京2020大会の開催等スポーツを取り巻く環境の変化に対応しながら、これまでの成果を発展、充実することが、環境の変化に即していると捉え、「みんなではぐくむ スポーツ文化都市 みなと」を実現するための目標と道筋を引き続き示す計画として改定します。