(4)スポーツを楽しめる場の確保

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○スポーツセンターの利用状況
 平成26(2014)年12月に新スポーツセンターが開設されてから、スポーツセンターの年間利用者数は著しく増加しています。

■スポーツセンター利用状況


■主なスポーツ施設(左から、スポーツセンター、麻布運動場、芝公園多目的運動場、氷川武道場)

○学校施設開放の利用状況
 区立小・中学校の校庭・体育館などを、学校教育に支障のない範囲で、区民のスポーツ利用などに開放しています。

■小・中学校一般開放利用状況

 港南小学校・本村小学校・赤坂小学校・御成門中学校・高松中学校・高陵中学校・お台場学園港陽中学校の7校に設置した屋内温水プールを、通年で港区在住・在勤者を対象に開放しています。

■学校プール開放利用状況


■学校屋内プール(左から、高陵中学校、赤坂小学校)

○施設の整備・充実に対するニーズ
 「港区スポーツ推進計画の改定に向けたアンケート調査」(平成29(2017)年6月)では、新たに屋内でスポーツができる施設が必要かという問いに対して、在住者からは「必要である」「どちらかといえば必要である」が43.9%となっています。その内容としては、「港区スポーツセンターのようなプールやアリーナ、ジムのある複合施設」が67.0%と最も多くなっています。

■屋内運動施設が必要と感じるか


■どのような規模の施設が必要か

 また、区の屋外運動施設の整備状況についてどれくらい満足しているかを尋ねた設問では、在住者では「満足している」「どちらかというと満足している」が20.3%と少数であり、一方、「わからない」と回答した人が66.5%にのぼっています。

■屋外運動施設の整備状況について満足しているか


■屋外スポーツや外遊びのできる環境を充実させるためにどのようなことに力を入れて欲しいか

<現状>
○平成26(2014)年12月に新スポーツセンターが開設され、年間利用者数は著しく増加している。
○屋内運動施設として、スポーツセンター、氷川武道場、愛宕弓道場がありますが、新たな屋内運動施設の整備に対して4割程度の人が必要性を感じている。
○区の屋外運動施設の整備状況についても、満足している人は2割程度にとどまっている。
<課題>
●区民及び施設利用者のニーズを踏まえ、運動・スポーツの場の充実を図ることが重要である。
●学校施設のスポーツ開放を継続するとともに、大学や民間スポーツ施設などとの連携による運動・スポーツの場の充実を図ることが重要である。
●運動施設を整備する土地利用が難しい状況を鑑み、区外における屋外運動施設の確保などにも取り組むことが重要である。