3 基本目標

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 目指すべき姿を実現するための施策展開の方向性として、8つの基本目標を掲げ、施策を推進していきます。
 
基本目標1 誰もが気軽に楽しめるスポーツ活動の促進
 誰もが、スポーツライフを楽しみ、生涯にわたって、いつでも、どこでも、区民一人ひとりの興味や目的に応じて、運動やスポーツを楽しむことができるよう、それぞれのライフステージやレベルに応じた多様なスポーツ活動の機会や場を充実します。
 
基本目標2 スポーツを通じた仲間づくり・地域づくり
 多様な区民が、地域で仲間たちと、スポーツを楽しむことで、コミュニケーションの場が育まれるよう、総合型地域スポーツ・文化クラブ(スポーカル)の設立など、地域におけるスポーツ団体の活動を支援します。また、スポーツを通じたまちの活性化、地域づくりを促進します。
 
基本目標3 港区ならではのスポーツ文化の醸成
 多くの企業が本社を構えるオフィス街や商業エリアだけでなく、住宅地としても高い魅力をもち、区の人口も増加を続けているという特性や、各国の大使館や外資系企業も数多く立地し、外国人住民も人口の約8%を占めるという特性を生かして、区民が「する」「みる」「支える」スポーツの楽しさやスポーツを「知る」喜びを見出すことのできるスポーツ文化を醸成します。
 
基本目標4 スポーツを楽しめる場の確保
 スポーツ施設の整備・充実を通じて、多様なスポーツ活動の場の整備を推進します。さらに、区内の関係各課が所管する施設や民間のスポーツ施設などとの連携や区外のスポーツ施設の確保など、スポーツ活動の場を拡大します。
 
基本目標5 スポーツ活動を支援する環境の整備
 スポーツ活動を支える指導者の専門知識習得のための支援やスポーツボランティア等の育成・支援、組織間の連携の促進等により、多様なスポーツ活動へのニーズに対応し、区民の主体的なスポーツ活動を支える人材や体制を整えます。
 
基本目標6 障害者スポーツ活動の場の充実と理解の促進
 障害者のスポーツ活動に関する現状やニーズ等を踏まえ、障害者が、リハビリとしてだけでなく、娯楽や余暇活動としてスポーツに親しめる環境を整えます。また、東京2020大会等を契機とした区民の障害者スポーツに対する理解促進や普及・啓発を図ります。
 
基本目標7 東京2020大会等に向けた気運醸成
 東京2020大会等に向けた気運醸成の取組を重点的に展開します。こうした取組を一過性のものとせず、競技大会終了後もスポーツの文化が区民の生活に根付き、スポーツ活動が活発に行われるようになることを目指します。
 
基本目標8 東京2020大会等のレガシーの継承・活用
 東京2020大会等を契機とした取組を大会後も継続し、「する」「みる」「支える」「知る」スポーツの観点から区民のスポーツ活動が拡大されるような取組を推進します。また、各競技団体等とのつながりをもとに、大会後も区民のスポーツ活動に生かせる事業を継続して実施します。