まだ小学校に通っていない満2、4歳児の保護者と小学校に通っている満10歳児の保護者、すでに小学校を卒業した満12歳児の保護者に区立小学校に期待することについて、15項目を第1位、第2位、第3位の順で挙げてもらい、各順位の割合を積み上げ、棒グラフにした。
どの年齢の保護者も小学校に期待することの第1位には「先生の資質の向上」または「教育内容や教育方針の良さ」を挙げている割合が高い。中でも満12歳の保護者ではその割合が最も高い。
子どもの年齢が高くなるにつれ、「学力の向上」、「心の教育の充実」の期待度が高くなっている。

図表7-2-① 小学校に期待すること(満2歳児、4歳児、10歳児、12歳児の保護者別)
②区立小学校において今後充実を希望する施策
満2歳児と満4歳児の保護者に区立小学校において今後充実を希望する施策を尋ねた。
どちらも「質の高い教員の育成・確保」の割合が最も高く、以下順位は違うものの「習熟度別授業、少人数指導」、「英語教育の推進・国際コミュニケーション能力の育成」、「通学路の安全確保」、「移動教室等の自然体験」が上位に挙げられている。

図表7-2-② 区立小学校において今後充実を希望する施策(満2歳児と満4歳児の保護者別)