4 指導の重点

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(1)各教科、道徳、特別活動、総合的な学習の時間
ア 各教科
○ 各教科の指導では、基礎・基本を定着させるため、個に応じた指導を含めた授業方法や評価の工夫・改善により、自ら学ぼうとする意欲を高めていきます。
○ 学習の成果だけでなく過程を重視し、生徒の良い点や進歩の状況などを評価することで、学習意欲の向上を図ります。
○ 学力を補充する学習を積極的に取り入れます。
○ 生徒の興味や関心を高め、学習に対する意欲を向上させるために、導入段階の工夫に努め、コンピュータや視聴覚教材等の一層の活用を図ります。
○ 国語科では、少人数による授業を行い、生徒の習熟の程度に応じた授業を展開することで個々に応じた学習の定着を図ります。
○ 数学科では、少人数授業を行い、生徒の習熟の程度に応じた授業を展開することで個々の程度に応じた内容の理解と学力の向上を図ります。
○ 外国語(英語)は、複数の教員による授業を実施し、興味や関心に応じた授業、個々の生徒に対応する授業を展開し、国際社会に生きる基本的な資質の向上を図ります。
○ 体育を重視し、体力向上を図るとともに、精神力を向上させていきます。
イ 道徳
○ 互いの個性を尊重し、役割と責任を重んじ、自律心を育みます。
○ 人権や生命を尊重し、他人を思いやる心と公共心を高めます。
○ 学校・地域を愛し、文化や伝統を創造しようとする心情を養います。
ウ 特別活動
○ 集団や社会の一員としての自覚を高め、他者と共に生きる姿勢を醸成します。
○ 学級活動を通じて、生徒理解を深めるとともに、互いを尊重し、認め合い、育ちあう集団づくりをめざします。
○ 学校行事や生徒会活動を重視し、教師と生徒、生徒相互の交流を深め、豊かな心や情操を培います。
エ 総合的な学習の時間
○ 1~3学年の発達段階に応じたねらいを設定し、計画的に学習活動を展開します。
○ 生徒自らが学び方や発表の仕方を身に付けるとともに、自ら課題を見つけ、解決していく力を養います。
○ 職場訪問、職場体験、上級学校訪問を通して、自らの将来の生き方について主体的に考えることができるようにします。
○ 我が国の文化や伝統を知るとともに、国際理解を深め、様々な視点から物事をとらえることができるようにします。
 
(2)その他の特色ある活動
○ 教育相談活動を通して、自らを振り返り、他人を思いやる心を育てます。
○ 部活動を活性化し、部活動を通して、心身を鍛え、情操の育成を図ります。
○ 落ち葉掃きや美化デーを設定し、奉仕の精神や環境に対する関心を高めます。
○ 安全指導・避難訓練を通して、状況に応じた速やかな行動がとれるようにします。
○ 朝の読書時間を設定し、読書の習慣を身に付けさせ、生徒の主体的、意欲的な読書活動を充実させます。
 
(3)生活指導・進路指導
ア 生活指導
○ 生徒一人ひとりがよりよい学校生活を考え、秩序ある集団生活を送る態度を育てます。
○ 集団生活の中で、自分を生かすとともに他者を大切にできる生徒を育てます。
○ 家庭や地域社会との連携を図りながら、個々の生徒に応じた適切な指導を行います。
○ スクールカウンセラーを活用して、学校内の教育相談体制を充実させ、いじめや不登校の防止、改善及び解決を図ります。
イ 進路指導
○ 生徒一人ひとりが自分の生き方を考え、将来についての目標を持ち、夢と希望をもって自主的に進路を選択できるよう支援・援助します。
○ 自己実現の追求という観点に立ち、3年間を見通した組織的・計画的・継続的な進路指導・生き方指導を実施します。
○ 体験学習や発表会を取り入れ、一人ひとりが意欲的に進路学習に取り組むようにします。