1 計画学級数について

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 本校の学級数は、平成14年(2002年)度にそれまでの9学級から8学級になり、生徒数の基本的な背景と考えられる麻布支所管内の人口が平成2年(1990年)度の40,867人を経て平成6年(1994年)度まで減り続け、平成7年度から増加に転じ、平成12年度には、38,789人、13年度には、40,071人に増加していることから推測しますと、平成24年(2012年)度又は平成25年度における9学級体制を予想しておくことが必要です。さらに現在、国の標準定数(40人)自体は変わらないとしても、1学級の生徒数を減らす方向の議論が進んでいることから、1学級30人以下を想定する必要性を否定できず、この場合に備えるとすれば、12学級も可能な計画とすることが望ましいと考えられます。
 12学級を予想することは、普通教室又はホームルームに当てることができる教室等を、9学級の場合に比して3室多くすることを意味し、各教科の教室、特別教室などの必要教室数という観点からは、9学級の場合と12学級の場合とで比較してみると差がありません。(このことについては、「3-3 教室の構成と運用について」(20頁~)で改めて検討します。)