3 増築対応、ほか

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① 将来の屋上増築はほとんど不可能であり、考慮しないこととします。
② 計画校舎のうち低地部分にかかって計画されている校舎については、北東側、南東側及び北西側への増築を不可能としないために、北東側外壁を耐震壁とせず、また廊下端部にある外壁を耐震壁としない構造計画とする必要があります。
③ 地上3階地下2階建て校舎のエレベーターシャフトについて、背面の外壁の位置に制約があるため、15人乗り程度のエレベーターを想定すると、シャフト前面側の壁の位置に大梁を設けることが困難となる見通しがあります。この部分の架構計画では、エレベーターの定員とシャフトの詳細を踏まえた検討が必要です。
④ 地上3階地下2階建て校舎の南側角の出隅については、14:00~16:00の周辺への日影が既存校舎の日影よりも増さないように、平面的に欠き込みまたは面取りを可能とする柱の位置を検討する必要があります。