本施設整備では芝浦小学校通学区域内の児童数増加への対応として、多様な学習環境づくりに向けた教室数の確保、放課GO→クラブの設置に向けて、みなとパーク芝浦の芝生広場に新設校を整備します。
みなとパーク芝浦や芝浦公園が隣接している環境を活かし、上空通路の設置による児童や区民の相互利用及び児童の安全や災害発生時の防災機能の更なる向上等を目指し、施設のコンセプトについて以下のとおりとします。
(1)多くの学習環境を活かした学校づくり
①都市部における小学校として、限られた敷地の中で様々な教育機会を創出し、運河と水辺空間に囲まれている立地を活かした豊かな学習環境をつくります。(P35)
②8階建ての小学校となることから、普通教室は昇降口から近い2~4階に計画し、また、多くの自然採光が得られる西側に配置することで、児童の学習環境・生活空間の充実を図ります。(P36)
③体育館、プール、特別教室等は利用時間が限定的であるため、上層階である5~7階に計画します。(P35)
④体育授業や休み時間等で利用する運動施設については、地上に校庭が設置できないため、屋上校庭等の他に立地特性を活かしてスポーツセンターのアリーナ等を利用します。(P30)
(2)「徳」「知」「体」を育む学校づくり
①芝浦の街・地域の学習のほか、地域の保育園や隣接する介護予防総合センター等を通して多様な世代間との交流の場をつくり、日本の文化や芝浦の歴史等を学びながら思いやりや感性を身に付け、豊かな心を育みます。(P34)
②ICT等による先進的な学習活動が効果的に行える学校とするほか、企業や大学等と連携した理数教育を推進し、確かな学力を育む多様な学習環境をつくります。(P29、P52)
③隣接するスポーツセンターと連携して、多様なスポーツや競技に触れることで、健やかな体を育み、体を動かす楽しみを創出する環境をつくります。(P30)
(3)周辺環境・立地特性を活かした施設づくり
①小学校とスポーツセンターが隣接している環境を活かし、上空通路の設置による施設間の安全かつスムーズな連携や積極的に交流活動が行える空間をつくります。(P38)
②小学校の昼休みに芝浦公園を遊びとして利用することとします。(P30)
③芝浦公園に面して1階に正門を設けることで、2階のペデストリアンデッキを通るオフィスワーカーや愛育病院利用者等の一般通行人と児童の動線を分け、双方の利便性の向上を図ります。(P32、P35)
(4)みなとパーク芝浦との連携により、地域防災の向上に貢献し、防犯性の高い安全・安心な学校づくり
①区民避難所としての必要な機能を確保し、災害発生時に災害対策本部代替施設の機能をもつみなとパーク芝浦との連携を図るため、耐震性能Ⅰ類(重要度係数1.50)で計画し、地域防災に貢献する学校づくりを目指します。(P45)
②建物周囲、ペデストリアンデッキ及び上空通路等からの不審者の侵入を抑制する等のセキュリティ対策を充実し、防犯性の高い安全・安心な学校づくりを目指します。(P54)
③みなとパーク芝浦の防災センターにおいて新設校舎の防災及び防犯設備の管理を一元的に行います。(P54)
(5)地球環境と共生する学校、地球環境へ貢献する学校づくり
①芝浦地域の特徴である運河からの恩恵を活かした自然通風、自然採光によって自然環境に呼応するような学習環境を創出します。(P33)
②木材の活用や緑化の推進、地域冷暖房施設の導入等により、地球環境への環境負荷低減に向けた学校づくりを目指します。(P42、P60)
③太陽光発電や風力発電等、様々な環境対策に取り組んでいるみなとパーク芝浦を教材として、環境に関する知識や理解を深めるとともに、自然エネルギーを教材とした学習環境づくりを目指します。(P59、P60)
※括弧書きのページは、基本計画への反映箇所を示します。