(1)新設校舎の配置計画の基本的な考え方
敷地の法規制や利用制限を踏まえた上で、みなとパーク芝浦や芝浦公園といった周囲の環境との連携が図りやすい建物配置とします。芝浦公園に面した南側に新設校舎の正門を設けることで、地域の人々が児童の活動をより身近に感じ、親しみを持てる計画とします。
1)新設校舎の配置
敷地の制約条件を踏まえ、普通教室や特別教室等の採光を確保するため、みなとパーク芝浦とエネルギー棟からの離隔を確保します。
みなとパーク芝浦の駐車場スペースを確保した建物配置とします。
2)アプローチ
アプローチは芝浦公園に面して、見通しが良く、明るい環境とします。また、オフィスワーカーや愛育病院の利用者等の一般の歩行者の動線と重複しない計画とします。
みなとパーク芝浦の車いす使用者駐車施設、荷さばき用駐車場は、附置義務駐車場として整備されており、利用に際し、動線等支障のない計画とします。
3)新設校舎の学習環境及び近隣への配慮
近接する東京モノレールやJRの騒音に配慮した遮音計画を行います。
周辺環境に対して視線及び音等に配慮した計画とします。