第四 議案の審議
第十七号議案「港区立笄小学校幼稚園併設方に関する請願採択について」
第二十三号議案「港区立芝浦小学校幼稚園併設方に関する請願採択について」
第三十二号議案「港区立竹芝小学校併置幼稚園設立方に関する請願採択について」
昭和三十八年七月二十九日
別紙小学校通学区域内の幼児推計により港區全体の地域的幼児数を教育長から說明し、各委員から種々意見が述べられ、左記のとおり回答することを委員會にはかり、採決の結果全員賛成をもって可決。
回 答 文
請願の趣旨を諒といたしますので港区全体の地域的幼兒數等を勘案しながら竹芝、笄、青山、芝浦、神明、三光小学校に逐次併設する方針であります。
(『東京都港区教育委員会会議錄』第一九九号)
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昭和三十八年第二十三回臨時会
第四十三号議案
東京都港区立竹芝幼稚園設置について
東京都港区立竹芝幼稚園を左記のとおり設置するものとする。
記
一、名 称 東京都港区立竹芝幼稚園
二、位 置 東京都港区芝金杉浜町七一
三、開設の時期 昭和三十九年四月一日
昭和三十八年十二月十九日
東京都港区教育委員会
第四十四号議案
東京都港区立芝浦幼稚園設置について
東京都港区立芝浦芝幼稚園を左記のとおり設置するものとする。
記
一、名 稱 東京都港区立芝浦幼稚園
二、位 置 東京都港区西芝浦一の一
三、開設の時期 昭和三十九年四月一日
昭和三十八年十二月十九日
東京都港区教育委員会
(『東京都港区教育委員会会議録』第二〇八号)
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昭和三十九年第十八回臨時会
第四十二号議案
東京都港区立三光幼稚園設置について
東京都港区立三光幼稚園を左記のとおり設置するものとする。
記
一、名 称 東京都港区立三光幼稚園
二、位 置 東京都港区芝白金三光町五六
三、開設の時期 昭和四十年四月一日
昭和三十九年十二月二十五日
東京都港区教育委員会
第四十三号議案
東京都港区立青山幼稚園設置について
東京都港区立青山幼稚園を、左記のとおり設置するものとする。
記
一、名 称 東京都港区立青山幼稚園
二、位 置 東京都港区赤坂青山南町三ノ二二
三、開設の時期 昭和四十年四月一日
昭和三十九年十二月二十五日
東京都港区教育委員会
第四十四号議案
東京都港区立芝浦幼稚園学級増級について
東京都港区立芝浦幼稚園の学級を、左記のとおり増級するものとする。
記
一、増級の場所 東京都港区立芝浦幼稚園
二、増級学級の編成 学級数 一学級
幼児数 四十名
三、増級の時期 昭和四十年四月一日
(『港区教育委員会会議録』第二三二号)
【付記】 第四十三号議案による青山幼稚園は、昭和四十年三月二日に第九号議案により青山幼稚園の名称は青葉幼稚園と変更した。
〈参考〉区立幼稚園の設置に関する請願の審議結果(昭和三十一~三十八年) |
件名(要旨) | 請願者住所氏名 | 受 理 月 日 | 付 託 委員会 | 議決年月日 議決結果 |
港区立桜田小学校内に区立幼稚園設立方の請願(港区立桜田小学校内に区立幼稚園を設立されたい) | 港区芝新橋一―二〇 港区立桜田小学校PTA会長 歯科医師長井頼逸(五五歳) 外五二〇名 | 二・一八 | 教 育 | 三一・二・二三 採択 |
港区立南海小学校跡に幼稚園並びに図書館を施設されたい陳情 | 港区芝横新町一三 港区立南海小学校PTA会長 藤田勝弘 | 教 育 | 三一・三・二七 採択 | |
港区立桜田小学校内に区立幼稚園設立方に関する請願(交通事情の危険性、幼児教育の重要性等から幼稚園を設立願いたい) | 港区芝新橋一―二〇 港区立桜田小学校PTA会長 歯科医師長井頼逸(五八歳) | 三・七 | 文教 | 三五・一二・二六 採択 |
港区立笄小学校幼稚園併設方に関する請願(幼児教育の重要性に鑑み笄小学校に幼稚園設置方を考慮願いたい) | 港区麻布笄町一四〇 笄小学校PTA会長 会社社長 吉田万次郎(五五歳) | 二・二八 | 文教 | 三八・三・二五 採択 |
港区立芝浦小学校幼稚園併設方に関する請願(区立幼稚園を併設願いたい) | 港区芝海岸通三―一 会社重役河村禎一 (四八歳) | 三・一四 | 文教 | 三八・一二・二五 採択 |
港区立竹芝小学校併置幼稚園設立方に関する請願(竹芝小学校内に幼稚園を併置されたい) | 港区本芝二―三六 会社代表取締役 川畑清 (五二歳) | 六・一八 | 文教 | 三八・七・二 採択 |
(港区議会史・資料編)