4 父母の仕事と地域活動の状況

17 ~ 19 / 267ページ
(1)共働きの有無と父母の仕事
 保護者が共働きであるかどうかについては(図2-12)、51.5%が「共働きである」と回答し、「共働きではない」と回答した世帯は47.8%であった。共働き家庭の方がやや多いものの、およそ半分ずつに分かれた。

図2-12 共働きの有無

 父母の職業については(表2-11)、父親の6割が「民間企業の常勤的勤務者」(61.3%)で、2割が「自営業・会社経営」(21.3%)であった。「公務員、団体職員などの民間企業以外の常勤的勤務者」は7.8%であった。母親の職業については、「就労していない」が最も多く43.7%を占め、次いで「民間企業の常勤的勤務者」が31.9%であった。ほか、「臨時・パートなどの勤務者」は7.3%、「自営業・会社経営」は6.2%、「公務員、団体職員などの民間企業以外の常勤的勤務者」は5.1%であった。

表2-11 父母の職業

(2)仕事との両立のしやすさ
 父母の仕事と子育ての両立のしやすさについて尋ねた(図2-13)。両立「しやすいと思う」と回答した人は、父親が29.2%、母親が29.4%で、ともに3割であった。一方、「しやすいと思わない」と回答した人の割合は、父親が51.0%と半分に達し、母親は17.7%であった。

図2-13 父母の仕事と子育ての両立のしやすさ

 父親の半分は仕事と子育ての両立がしにくいと感じていることがわかる。
 なお、母親の無回答の割合が高いのは、仕事をしていない人がそこに含まれているためである。
 
(3)仕事についていない理由
 仕事に就いていない理由を尋ねた(図2-14、複数回答)。最も高かったのは「子どもに十分に関われなくなる」で65.6%の人が回答した。次いで「自分が働かなくても生活できる」が42.9%、「子どもを預ける所がない」が36.6%、「家事ができなくなる」が36.4%、「仕事と育児を一人でやることになる」が29.3%、「かえってお金がかかる」が23.3%であった。

図2-14 仕事に就いていない理由(複数回答)

(4)父母が参加している地域活動
 父母が地域で参加している団体や集まりについて、複数回答で尋ねた(図2-15)。

図2-15 父母が参加している地域活動

 父母ともに「参加していない」人が最も多く、父親の81.3%、母親の64.0%を占めた。
 父親は、「町会・自治会」に参加している人が8.2%で最も高かった。ほか、「PTAや学校、子育てに関する社会活動」が5.0%、「健康づくりの活動(スポーツ・ヨガなど)」が4.4%であった。
 母親は、「PTAや学校、子育てに関する社会活動」が20.1%と高いほか、「健康づくりの活動(スポーツ・ヨガなど)」が9.9%、「趣味(お花・お茶・料理・手芸など)」が6.0%で、いずれも父親より高かった。「町会・自治会」は5.3%で父親より低かった。
 父親の多くは地域活動に参加していないこと、母親は、PTAを中心とした活動に参加している人が父親より多いことがわかる。