現在、港区では、幼児期の教育から続く小中一貫教育を推進するとともに、幼児期の教育の質を高めるため、保育園・幼稚園・小学校の保育士や教員による合同研修会などに取り組んでいます。公開保育や研究協議会では、子どもの見方の違いに気付いたり、課題を共有したりするなど、小学校入学前教育の充実に向けて、組織や園の壁を越えて取り組んできました。
また、保育園・幼稚園・小学校における子ども同士の交流活動、保育士・教員同士の就学に向けた連絡会、情報交換等、地域の実態に応じて連携を進めています。
今後は、今まで保育園・幼稚園・小学校が工夫してきた様々な取組を、教育課程や保育課程、年間指導計画に位置付けたり、互いの公開保育や授業参観等を通して、互いに高め合えるような協議会や研究会等の方法や内容等を工夫したりすることが必要です。