港区が目指す「幼児期の教育」の推進理念である「幼児期の生活に豊かな学びを保障する」ためには、保育園・幼稚園・小学校が家庭と連携し、協力関係を築き、共に子どもを育てていくことが大切です。
保育士や教員は、日々の教育活動において一人ひとりの保護者と信頼関係を築くことはもとより、保育士や教員が自らの専門性を高め、「子どもにとって」の視点から、幼児期の育ちと学びについて保護者に分かるように発信することが求められます。
保護者が、我が子の小学校生活への適応に関する悩みや不安を抱え、小学校入学を前にして焦ることなく、どの保護者にとっても我が子の入学に期待をもち、保護者も円滑に小学校へと接続できるよう、家庭との連携のポイントや取組例を記載しました。
保育園、幼稚園、小学校、家庭それぞれの役割を十分に理解し、それぞれが責任を果たすことが、子どものよりよい発達や成長を促します。
*4 教育基本法
(家庭教育)
第10条 父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。
2 国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない。