小学校は、10月から11月にかけて就学予定の幼児を対象とした就学時健康診断を行います。各小学校では、健康診断と管理職(校長・副校長)との個別の面談等を通じて、一人ひとりの幼児を把握します。そこで配慮が必要な幼児について、入学までの校内体制について準備します。保育園・幼稚園等との就学に向けた連絡会の機会を通して、必要な情報を得て、学級編制に役立て、受け入れ体制に備えます。
②支援体制の整備
就学支援委員会の結果や保護者からの就学支援シートの提出等を受けて、特別な配慮を必要とする幼児の受け入れにあたって、どのような支援がどの程度必要かを把握し、対応していくかについて、丁寧で慎重な検討の積み重ねが必要となります。
小学校では、教室環境、授業の参加の仕方など、子どもにとって生活全般が分かりやすいものとなるよう、工夫することが大切です。