(平成七年度)
一　教育目標
　(一)　学校の教育目標
　　　人間尊重の精神を基本として、生涯にわたる学習の基礎を培い、広く国際社会において。信頼される心
　　身ともに健康な児童の育成を目指す。
　　・　人や自然を愛し、豊かな心を持つ子　　(やさしい子)
　　・　進んで考え、創意くふうする子　　　　(考える子)
　　・　健康な体をつくり、元気よく活動する子(のびやかな子)
　　・　力を合わせ、最後までやりぬく子　　　(ねばり強い子)
　(二)　学校の教育目標を達成するための基本方針
　　ア、自分や自分以外の人々との理解を深めるとともに、思いやりと協力の態度を培うことができるよう支
　　　援する。
　　イ、人や自然との触れ合いを深め、それらを愛する心情と豊かな情操を育成し、自然保護や環境保全につ
　　　いて一層の関心をもたせる。
　　ウ、社会の一員としての自覚をもち、児童一人一人の個性が生かされるように、学年内の協力体制を図り、
　　　指導の改善と充実に努める。
　　エ、保健安全に関する基本的な態度や習慣を身に付けさせるとともに、自ら進んで、健康の維持・増進を
　　　図る児童の育成に努める。
　　オ、望ましい集団活動や交流活動を助長し、より広い視野をもった、心豊かな児童の育成に努める。
　　カ、地域社会、PTAと連携し、地域社会の様々な行事・文化等を計画的に教育活動に組み込むことにより、
　　　地域の諸活動に積極的に参加できる児童の育成に努める。
　　キ、広く世界に目を向けさせ、諸地域の人々の生活や考え方を知り合うことにより、より広い世界観の育
　　　成に努める。
　
二　指導の重点
　(一)　各教科、道徳、特別活動
　　ア　各教科
　　　・基礎的・基本的内容をおさえ、一人一人の個性・能力に応じた指導を工夫する。
　　　・自ら学ぶ意欲の高揚や成就感の体得に向け、指導の充実を図るとともに、評価の改善に努める。
　　　・豊かな創造力・論理的思考力の育成に向け、学習材の開発や環境の整備に努める。
　　　・生涯学習の基礎を培うことをねらい、主体的な学習方法の体得を目指した指導及び支援の充実・改善
　　　に努める。
　　イ　道徳
　　　・児童の権利に関する条約の趣旨を尊重し、人権尊重の心情を育て、道徳的実践力の定着を図る。
　　　・強い意思と実践力に富み、自分の行動に責任をもつ態度の育成に向け、他教科や領域との関連を図る。
　　　・美しいもの、崇高なものにふれさせ、自然を愛し、生命を尊ぶ心情を養う。
　　ウ　特別活動
　　　・異学年交流活動等の望ましい集団行動を助長し、相互に認め合い、協力して、よりよい生活を築こう
　　　とする態度を育てる。
　　　・学級・学年活動を充実させることにより、集団活動への適応　能力や健全な生活態度の育成を図る。
　(二)　特色ある教育活動
　　　・学校内及び地域社会の環境を生かした教育活動を推進し、体験的学習の充実を図る。
　　　・他校や併設幼稚園・心身障害学級との交流活動を計画的に進め、より多くの人々とのかかわりの中か
　　　ら、豊かな心の育成に努める。
　　　・外国人児童、外国の学校との交流を通し、広く世界の人々の生活や固有の文化を理解させる。
　　　・学年・学級の創意を生かした活動や個性を生かす活動の充実を図る。
　(三)　生活指導・進路指導
　　ア　生活指導
　　　・家庭・地域社会などの関係諸機関との連携を密にし、人と人とのかかわりを重視した指導の充実に努
　　　める。
　　　・礼儀正しく、落ち着いた品位ある児童の育成を目指し、児童理解を基にした全校的な指導体制の充実
　　　に努める。
　　イ　進路指導
　　　・児童一人一人が自己理解を深め、将来の進路を主体的に選択できる素地が養えるよう、発達段階に応
　　　じた指導を進める。
学年別授業日数及び授業時数の配当