一 目 的
経済の低成長に入り、八十年代は地方の時代とは言いながらも、社会資本の充実、働く場の確保、高齢
化社会への対応と幾多の問題を提起している中で、青少年の非行増加、校内暴力の発生の現状を見ると
き、人間形成が中心的課題と考えられ、この時機こそ緑と大自然の山河を有する素朴な当町と大都会の
PTAとの交歓会は大きな意義があると信じる。
お互いの環境を理解し合い、児童の社会的向学心を助長し、同時に「心の想い出と希望」を与えること
を目的とする。
二 主催者 山形県最上郡舟形町長 澤内甚一郎
三 対象校 山形県舟形町立堀内小学校
東京都港区立飯倉小学校
四 日 程 昭和五十六年八月十九日、二十日、二十一日、二十二日(三泊四日)
五 児童数
堀内小学校 | 飯倉小学校 | |||||
学 年 | 男 | 女 | 計 | 男 | 女 | 計 |
四 年 | 四 | 四 | 八 | / | / | / |
五 年 | 十一 | 三 | 十四 | 十八 | 十六 | 三十四 |
六 年 | 二 | 九 | 十一 | 三十 | 二十六 | 五十六 |
計 | 十七 | 十六 | 三十三 | 四十八 | 四十二 | 九十 |
六 引率者
PTA関係者 遠藤直磁郎、田平 棟三、佐藤 克己、富井嘉一郎、水野 吉彦、
小泉 重雄、水野ひさ江、野口喜代子、宮川 妙子
学校関係者 小谷内京作、山本 英夫、北村 則夫、英 俊子
七 宿 泊 児童の宿泊は民宿とする。内一泊は堀内小にて合宿
八 経 費 児童往復旅費は自己負担
その他の経費は舟形町支弁
九 交歓会事業組織体制
飯倉・堀之内小学校交歓会日程表
(飯倉小学校資料 昭56)
【付記】飯倉小学校と、山形県舟形町堀内小学校との交歓会が始められたのは昭和四十八年七月二十五日~二十八日が第一回山形民宿夏季学校であった。途中中断はあったが、昭和五十六年八月は飯倉が山形へ十二月には山形から東京へと交歓会が再開され現在も引き続き行なわれている。この記録は昭和五十六年度の実際を示している。