16 ひとり親家庭支援施策全般について

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ひとり親家庭支援施策全般について、おたずねします。
問30.港区のひとり親家庭支援事業について、どのような施策や事業の充実を望みますか。(○は3つまで)
 「児童扶養手当、児童育成手当等の充実」が76.8%で最も多く、次いで「ひとり親家庭等医療費助成の充実」が54.6%、「住み替え後の家賃補助や民間住宅あっせん等住宅施策の充実」が31.9%である。

 

問31.港区の子育て支援事業について、ご意見を自由に記入してください。(自由回答)
 上記に関し、75人の回答が得られた(各分類の件数に重複あり)。なお、平成25年の回答数は92人であった。以下、代表的な意見のみ掲載。
 ※原則、アンケートの記述をそのまま記載しています。
 
<経済的支援に関する意見・要望>(21件)
・港区は物価が高いので、ひとり親の収入制限の上限を上げて欲しい。
・ひとり親になって2年が経過しましたが、家賃の支払いが困難です。都営や区営の住宅を増やして入居しやすくして欲しいです。
・児童扶養手当一世帯の収入が限度額を越えている為、手当は受けられない。でも、自分は、お金に困っている。子どもの習い物等、バス、電車等、乗り物での移動が多い為、すぐに交通費で、パスモチャージが減ってしまう。とても困っています。子どもの分だけでも、全額or半額のサービスが受けられると、とても助かります。
・港区は貧富の差が激しく、公立小学校に通っていても生活レベルが高い人達が多く、辛い現実を感じる。塾通い等でも引け目を感じることが多く子ども達自身も傷つきやすい環境である。物理面でも精神面でも常に余裕なく毎日言い争いが多い。助けてほしい・・・。
・私はひとり親になった時に東京に移り住んできましたが、色々な手当で本当に助けられました。貯金と仕事で得たお金だけではなかなか生活しきれない事がありましたので本当に感謝しています。ありがとうございました。
 
<子育て支援サービスに関する意見・要望>(22件)
・子どもが病気の時に看てくれる保育園が近くに欲しい。病時保育の利用のしかたがよくわからない。
・休養ホーム事業で宿泊の利用がなくなってしまったのが残念です。年に一度のお楽しみ旅行が苦しくなってしまいました。
・ひとり親ですと、自分自身が病気になったり、髪を切ろうとしたり、歯医者へ行かないといけないちょっとした時間が、誰にもあずけることが出来ずこまっています。「あっぴぃ」や「POKKE」は知っているのですが、自宅から遠く、白金高輪すぐにあずかってもらえる場所がないです。短時間でいいのですぐ対応してもらえる場所があるともっといいと思います。
・小6までは家庭ホームヘルプサービスを利用できていました。とても助かりました。中学からは自分のことは自分でできるからという理由?でサービスを受けられなくなりました。
・受験生向けの制度の充実をのぞむ。手当をもらい生活がやっと出来ている中で、塾代が入ってくると、とても大変。
・子どもの医療費が高校生になると自費になってしまうので不安。
 
<相談に関する意見・要望>(7件)
・区役所は平日9:00~17:00(水曜日は地区所が19:30まで開いているが相談は限られている)の為に、書類提出などの時間が確保できない。特に通常、常勤者にとっては不便がある。先日、提出した書類の不備(係員の目の前で書類を確認したのにも係わらず)、3度も窓口に昼休みを利用して出向かわなければならなかった。常勤者の為の窓口(母子・父子家庭用)を月に一度でもいいから、設けてあれば、それを目指して手続きを行いたい。
<情報提供に関する意見・要望>(2件)
・離婚の届け出をした時に受けられるサービスをまとめて教えて欲しかった。
 
<その他>(23件)
・港区という場所柄なのか?今通っている小学校の保護者の方でひとり親家庭の方にお会いしたことがありません。なかなか難しいのかもしれませんが、ひとり親同志が交流できる場があると有難いです。
・皆に合うものではなく、個人に合わせてカスタマイズされたサービス。
・グレーゾーンの子どもの学ぶ場を作ってほしい。体験させる参加型のイベント、海外交換留学を1人親の中からさせる(生活の格差をなくす)。