問2.あなたは、次のような子育てについての相談の内容にどの程度関わっていますか(なお、ここでいう相談とは、入園・入所の問い合わせなどは含まず、育児・子育てに関する相談とします)。(○はそれぞれ1つずつ)
「よくある」は<しつけ・教育などの育児方法>が40.9%で最も多い。「時々ある」は<アレルギーへの対応>が56.5%で最も多い。「ほとんどない」は<家庭・地域などの生活環境>が38.8%、<病気・怪我などの医学的問題>が31.9%である。
① 睡眠・食事などの基本的生活習慣

② アレルギーへの対応

③ 身体の発育・社会性の発達など

④ 病気・怪我などの医学的問題

⑤ 家庭・地域などの生活環境

⑥ しつけ・教育などの育児方法

⑦ その他

問3.あなたは、仕事を通じて、保護者が子育てについてどのようなことに悩んでいると感じることがありますか。(○はそれぞれ1つずつ)
「悩んでいる人が多い」は<しつけや教育に関すること>が58.6%で最も多い。「少数だが、悩んでいる人がいる」は<アレルギーに関すること>が67.2%で最も多い。「悩んでいるとはあまり感じない」は<経済的な困窮に関すること>が70.7%、<虐待に関すること>が59.5%である。前回調査と比べ、<いじめに関すること>を「悩んでいる人が多い」「少数だが、悩んでいる人がいる」と回答した人を合わせた割合は、13.6ポイント減少した。

平成28年
(前回報告書の抜粋を参考として掲載)

平成25年
問4.子育てについての相談を進めていく上で、あなたが現在直面している問題はありますか。(○は1つ)
「問題がある」が58.6%、「問題はない」が35.8%である。

問4-1.問4で「1.問題がある」と回答された方
それはどのような問題ですか。(あてはまるものすべてに○)
問4で「問題がある」と回答した人に、どのような問題かをたずねたところ、「対応できる相談に限界を感じている」が44.1%で最も多く、次いで「相談に対応するだけの実力不足を感じる」が42.6%、「相談に時間や人手がかかる」が36.0%である。前回調査と比べ、「相談に対応するだけの実力不足を感じる」は18.0ポイント減少した。

問5.あなたは、子育てについての相談を受けた場合、その後の援助をしていますか。(○は1つ)
「援助をしている」が80.2%、「特に援助をしていない」が13.8%である。

問5-1.問5で「1.援助をしている」と回答された方
それはどのような援助ですか。(あてはまるものすべてに○)
問5で「援助をしている」と回答した人に、どのような援助かをたずねたところ、「相談内容によって専門機関(保健所、病院、福祉事務所、児童相談所など)を具体的に教え、紹介する」が64.5%で最も多く、次いで「依頼者に、その後の経過や結果を教えてくれるように言う」が61.3%である。

問6.子育てについての相談で、あなたの組織だけで対応できない場合は、次のうちどの機関に紹介するケースが多いですか。(あてはまるものすべてに○)
「子ども家庭支援センター」が59.1%で最も多く、次いで「区の子ども家庭課、福祉事務所」が36.2%、「区の保健所、各総合支所の保健相談」が32.8%である。前回調査と比べ、「区の保健所、各総合支所の保健相談」が7.0ポイント、「嘱託医など」が5.3ポイント増加し、「紹介するケースはほとんどない」が5.3ポイント減少した。
