東京府立第六高等女学校

   府立高等女學校設置
東京府告示第一八號
東京府立第六高等女學校ヲ東京市芝區赤羽町ニ設置シ大正十二年四月ヨリ開校ス
  大正十二年一月二十日
                            東京府知事 宇佐美 勝 夫

(『東京都教育史資料総覧』2)


 
【付記】戦後の学制改革によって昭和二十五年に東京都立三田高等学校となる。『都立三田高校四〇周年記念誌・昭三八』に次のような記載がある。「新校舎ができるまで府立第三高等女学校(現駒場高校)に併置され、大正十三年九月二十八日に赤羽町の新校舎に移転した。初代校長は府立第三高等女学校丸山丈作先生が任命された。丸山先生の教育方針により体をきたえることを大事にされ、体の鍛錬と結びつく行事は他にさきがけて実行された。また、定期考査は行わず、平均点・学年成績・席次もださないなど当時としてはユニークな教育が行われた。」