創立より独立校舎設立にいたる状況

    港中学校
昭和二十二年度
  四月二十九日 開校式
   港区立港中学校を元愛宕高等国民学校々舎に東京都立港工業高等学校と同時に設立す 校舎は区長立会
  いの下に使用区分を定む
  愛高の備品は本校が受継いだ
  学区  一年生学区 南桜 西桜両小学校卒業生 一一五名
      二、三年生 元愛高国民学校卒業生及在校生
  生徒数  三一四名 学級数 六 各学年 二
 
昭和二十五年度
  四月一日 学区変更 港区赤羽・南海・御田の三小学校の学区を本校の学区とす
       二、三年はそのまゝとす
  四月生徒数 四一三名 一年二〇六 二年八三 三年一二一
        学級数 九  一年四  二年二  三年三
  五月二十五日 港区芝三田功運町十二番地に校舎新築落成し 移転を開始す
         (愛宕町の校舎は港工業高等学校の専用)
   校舎坪数 三六九坪
   普通教室九 音楽室一 理科用具室一 職員室一 衛生室一
   宿直室一 用務員室一 便所二
  六月一日 新校舎に於て授業を開始す
 爾来六月一日を開校記念日とす

(『港中沿革史』)


 
    愛宕中学校
昭和二十二年四月  一日 愛宕尋常小学校が廃校となり、その校舎に本校設立が認可さる 港区芝公園四号地
        校地九九〇坪  鉄筋三階建校舎延一、〇二六坪  
        普通教室一六、特別教室五、講堂兼屋内体操場一、管理関係室五
  二十二年四月二十九日 創立開校式を挙行す
        一年生三学級一二八名、二年生三学級一六七名、三年生一学級 十名
        合計七学級 三〇五名
        教職員 十四名
      五月  三日 授業開始、創立記念日と定める
      五月     私立正則中学校同居、三階三教室を貸与
  二十三年三月 十五日 第一回卒業式を挙行、二三名をおくる
  二十四年四月 十一日 週五日制授業を採用実施す
      五月 十九日 PTA発足
      五月     私立正則中学校校舎増築工事落成により、同居生徒移転
                             (『愛宕中学校生徒会誌若葉二一号』)
 
    北芝中学校
昭和二十二年 四月  一日 学校教育法第三条により東京都港区を設置者として、港区芝西久保巴町三十三
              番地東京都港区立鞆絵小学校内に設置認可
       四月二十九日 開校式挙行   入学生徒 八五名、職員五名
       五月 十四日 北芝中学校PTA設立
  二十三年 三月  四日 通学区域変更、御田・南海地区を加う
  二十四年 四月 十八日 週五日制実施
  二十五年 三月二十一日 第一回卒業証書授与式  卒業生徒 一〇八名
       三月三十一日 通学区域変更 御田・南海地区を削除、五日制を廃止
      十一月  一日 通学区域変更 桜田・神明地区を加う
      十一月 十一日 港区議会に於て本校校舎建設審議可決さる
  二十八年 四月  一日 桜田小学校に分教場設置
  二十九年 五月三十一日 本校校舎芝公園四号地に決定
      十二月  四日 本校建設後援会創立
  三十一年 一月二十六日 新校舎落成、区教委より引渡しを受く
       二月 十一日 分教場生徒、新校舎に移転
       二月二十五日 本校生徒全員新校舎へ移転完了

(『北芝中校誌創立十周年記念号若鮎一〇号』)


 
    芝浜中学校
昭和二十二年四月二十九日 開校式並びに入学式を挙行
   通学区域 桜田・神明・竹芝・芝浦小学校の学区域
   入学生徒 第一学年 二三八名(男一三八名 女一〇〇名)
      五月  三日 授業開始 男女共学六学級編成とし、本校・仮教室に各三学級を収容
 本校 東京都港区芝浜松町一―十三 東京都港区立神明小学校内
 仮教室 東京都港区芝海岸通一―二十一 東京都立芝商業学校内
  二十六年一月二十五日 昭和二十六年度より通学区域変更の件公示
                  (竹芝・芝・芝浦小学校の通学区域)
      四月  七日 入学式 第一学年生徒一七八名(男九二名 女八六名)
 仮教室を東京都港区芝金杉浜町七十一東京都港区立竹芝小学校に遷す
   教室配置 本校  第二学年五学級  第三学年五学級
        仮教室 第一学年四学級    計一四学級
  三十年 四月十一日 東京都港区芝田町五―十六(旧浅野邸)に校地決定
              校地面積一、九二八坪七五   三月二十五日
              港区教育委員会決定    四月五日 港区
             議会承認  四月十一日 本契約締結
  三十一年七月十三日 校舎落成式及び祝賀会
            鉄筋四階建十六教室
            管理室(校長室・職員室・事務室・用務員室・応接室・倉庫他四室)

(『芝浜中沿革史』)


 
    朝日中学校
昭和二十二年度
  四月 十九日 花木チサヲ 初代学校長として発令さる
  四月二十九日 学制改革により三光小学校内に創設さる
         開校式並びに入学式一〇時より挙行
         入学生 一一四名(男六四、女五〇) 三学級編成
昭和二十四年度
  朝日中学校建設助成会創立  十月二十五日
  朝日中学校敷地確定 二、七九三坪三合五勺  一月二十七日
昭和二十六年度
  校舎第一次建築工事決定工事施行者脇山建設株式会社
  一月二十二日校舎敷地九九〇坪買収  港区芝白金三光町四三五番地
  第一次校舎上棟式擧行            一月二十七日
昭和二十七年度
  六月 十一日 第一期工事落成式挙行
  五月三十一日 第一次校舎完成引渡式挙行
  総建坪三七七・六八坪 普通教室 八
             管理室(校長室一 職員室一 応接室一 衛生室一 用務員室一 宿直室一)
  十一月二十八日 第二次工事校舎落成引渡式挙行
   総建坪 一九二・三一坪  普通教室六 図書室一

(『朝日中沿革史』)


昭和二十二年四月二十九日
     本校内に港区立朝日中学校創設開校
昭和二十七年十一月一日
     朝日中完全移転 小講堂を設け暗幕の設備をなす
     同じく児童図書館を設く

(『三光小沿革誌』)


 
    城南中学校
昭和二十二年四月二十九日 開校式 十時より都立城南中学校講堂に於いて行う
      五月  五日 都立中学の生徒と対面式
      五月  六日 南山小学校児童と対面式
      五月  九日 学級主任、教室等決定
             教室は南山に四クラス、都立に四クラス、職員室は都立に設ける
  二十四年三月三十一日 職員室 南山小学校工作室に移転
      五月二十一日 校舎落成式(第一期工事)本校運動場に於いて
  二十五年四月  六日 分校二年生は南山小学校の一階から三階に移る 職員室も同じ
  二十六年三月二十六日 分校、南山小より本校に移転

(『城南中沿革史』)


昭和二十二年度
      四月  一日 新制城南中學校分教室として本校の五教室を使用す
昭和二十三年度
      四月 五日より始業す
       区立城南中のために教室を貸与する必要から図書室及映画放送室を廃止し十室を空ける 工作
       室も廃止城南中の職員室とす 理科室は普通教室に転用して六年の室とす 罹災依り学校に居
       住の教諭七世帯は区立城南中の関係により旧高輪工業転用の教員寮に移転す
      四月 十三日 戦災以来学校内に居住して居た職員七世帯、教室・幼稚園保育室二部屋を開けて
       城南新制中に貸与する事となり職員は港南荘に移転、学校内居住者は一名もなし、幼稚園を移
       転する
       新制中学校へ教室十一室を貸与す
昭和二十四年度
      本年も尚城南中学校の分校として教室貸与
       普通教室 九教室
昭和二十五年九月一日 城南中より一教室の返還を求めこれを普通教室にあて 理科室を特別教室として使用す
昭和二十六年四月五日 東京都港区立城南中学校は本校舎竣工の為、南山小より引上げる

(『南山小沿革誌』)


 
    赤坂中学校
昭和二十二年度
      四月 十九日 新学制施行により港区立檜町小学校内に、都立赤坂女子商業学校内に併設して創
             立される
      四月二十九日 第一回入学式挙行
             新入生  一年生九八名 二年三四名 三学級編成
             専任教諭一名 他は赤坂女子商業学校教諭の応援を得て授業を開始する。
      七月 十一日 港区立氷川小学校内に移転する
昭和二十九年度
      四月  六日 新校舎落成引継ぎ、赤坂檜町三番地新校舎に移転

(『赤坂中沿革史』)


昭和二十四年七月  六日 港區立赤坂中学校が港區立檜町小学校々舎より本校へ移転した

(『氷川小沿革誌』)


 
    高松中学校
昭和二十四年 四月 一日 港区条令第1号により設置、長坂亨三校長に補せらる
       四月 七日 白金小学校内で開校式
             昭和二四年度入学式挙行 入学生徒 二八七名
                (職員5名、事務員1名、傭員1名)
       五月三十日 白金小より港区芝高輪西台町一番地の現在地へ校舎移転
       六月十一日 第一期工事落成式挙行
      十一月 二日 高松宮殿下より校旗御下賜

(『高松中沿革史』)


 
    高陵中学校
昭和二十六年 一月三十一日 東京都港区立高陵中学校設立認可
       四月  六日 港区立南山小学校にて 開校式挙行
昭和二十七年 九月  六日 新築校舎に移転 港区麻布笄町一七七番地
       十月 十三日 校舎落成式挙行 木造二階建 四二九坪六六
              普通教室八、特別教室二、標本室二、管理室六

(『高陵中沿革史』)


昭和二十六年 四月  五日 港区立高陵中学校新設せられ南山小学校内におくことゝなり 教室五を貸与、
              四学級と職員室
昭和二十七年 四月  七日 高陵中併設入学式
       九月  六日 高陵中校舎新築転居

(『南山小沿革誌』より)


 
    三河台中学校
昭和三十三年 四月  一日 港区立城南中学校三河台分校として発足
昭和三十五年 四月  一日 東京都港区立三河台中学校独立
 
    港南中学校
昭和三十八年 四月  一日 港区立学校設置條例により港南四―三―三に開設
       四月  八日 入学式(一年三学級、二年二学級、三年一学級合計二〇七名)

(『港南中沿革史』)


昭和三十八年 二月 十三日 通学区域を変更し、竹芝、芝、南海小学校通学区域とする。

(『芝浜中沿革史』)


昭和三十八年 四月  一日 芝浦小学校分校を港南四丁目三番に開設
              芝浦小学校、仝分校の卒業生は港南四丁目に開設する港南中学校に就学させる
              ことを指定

(『芝浦小沿革誌』)


 
    御成門中学校
昭和四十四年 四月  一日 愛宕中及び北芝中を統廃合し、港区立御成門中学校設置認定
       四月  六日 始業式
       四月  七日 入学式  旧愛宕中校舎  一年生二〇六名
                      三年生一九四名が使用
              旧北芝中校舎  二年生一八八名が使用
       七月 十五日 校舎並びに体育館完成
       七月二十五日 プール竣工
       九月  一日 始業式
              生徒を中心に旧愛宕中・旧北芝中校舎より引越作業を行なう
              新校舎にて授業開始
       九月 十六日 開校記念式挙行 (以来、開校記念日とする)
  四十六年十一月 十一日 校庭拡張 ウォークトツプ舗装完成

(『御成門中沿革史』)