一 教育目標
(一) 学校の教育目標
人権尊重の精神を基調とし、人間性豊かな城南中学校の生徒を育てるために次の目標を定める。
・ たくましい体力と気力を養う
・ たゆまず学び考える力を伸ばす
・ 互いに協力し実践する態度を育てる
(二) 学校の教育目標を達成するための基本方針
ア 人権尊重の教育をすすめ、連帯感の深化を図る。
イ 創意ある学習指導をとり入れ、一人一人の個性を伸ばす。
ウ 家庭・地域と協力し、人間性豊かな生徒の育成をめざす。
エ それぞれの生徒に目標をもたせ、その達成状況を多面的に評価する。
学校週五日制への対応として生徒理解、生徒の活動、授業の充実、地域、保護者への援助等、教育課程
の工夫をより一層進め、全教職員の共通理解と協力体制で計画的な教育活動を推進していく。
二 指導の重点
(一) 各教科、道徳、特別活動
ア 各教科
(ア) 自ら学ぶ意欲を育て、創造性を養い、学力を伸ばす。
(イ) 指導内容の精選を図り、基礎的・基本的内容の指導を充実させる。
(ウ) 自ら考える力と正しい判断力を育てる。
(エ) 二年生の音楽と美術の学習では、情操を高めるため、下限の時間を越えて設定する。
(オ) 各学年とも外国語の学習は、英語を聞き、話す能力を高めるため上限の時間を設定する。
(カ) 第三学年の社会、理科、技術・家庭の学習は、基礎的な能力や技能を高めるため、下限の時間をこえて設定する。
イ 道徳
(ア) 自主的に判断し、すすんで実践し、言動に責任をもたせる指導を行う。
(イ) 豊かな情操と自律的で思いやりのある態度を育てる。
ウ 特別活動
(ア) 創意ある活動を重視し、生徒の個性を伸ばす。
(イ) 生徒会活動等を通して、自主、協力、奉仕の精神と実践力を育てる。
(ウ) 責任をもってものごとをやりぬく力を付ける。
(二) その他の活動
ア 生徒や地域の実態に即した活動をとり入れ。学校生活の充実を図る。
イ 心身に障害のある生徒との交流をすすめ、人間愛の精神を育てる。
ウ 各教科や道徳、特別活動を通して、地域の自然や文化に関心をもたせ、情操教育の充実を図る。
エ 国際社会に生きる人間を育成するため、教育活動全般を通して広い視野と豊かな国際感覚を培う。
オ 情操化社会の進展に対応するために、情報を選択し、活用していく能力と態度を養う。
(三) 生活指導・進路指導
ア 生活指導
(ア) 集団の一員としての自覚を高め、責任をもって行動できるようにする。
(イ) 環境の整備と美化に努め、自他の健康と安全に配慮する態度を育てる。
(ウ) 配慮を要する生徒については、保護者等との連携を深めながら原因や環境を十分に理解し、生活、
学習にわたり、個に応じた指導の充実に努めるよう指導の体制を確立する。
イ 進路指導
(ア) 自己理解を深め、主体的に進路を選択する能力を高める。
(イ) 基礎・基本的な学習習慣を身に付けさせ、生涯を通じて学び続ける意欲を養う。
学年別授業日数及び授業時数の配当 |
(1) 年間授業日数配当表 |
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | 合 計 | |
1 | 17 | 22 | 24 | 16 | 0 | 23 | 23 | 22 | 19 | 18 | 22 | 18 | 224 |
2 | 18 | 22 | 24 | 16 | 0 | 23 | 23 | 22 | 19 | 18 | 22 | 18 | 225 |
3 | 18 | 22 | 24 | 16 | 0 | 23 | 23 | 22 | 19 | 18 | 22 | 15 | 222 |
備 考 | ・ 1年生は4月7日(金)入学のため、2年生より1日少ない。 ・ 3年生は3月19日(火)卒業式のため、2年生より3日少ない。 |
(2) 各教科、道徳、特別活動の年間授業時数配当表 |
1 | 2 | 3 | |||
各 教 科 | 必 修 教 科 | 国 語 | 175 | 140 | 140 |
社 会 | 140 | 140 | 88 | ||
数 学 | 105 | 140 | 140 | ||
理 科 | 105 | 105 | 122 | ||
音 楽 | 70 | 53 | 35 | ||
美 術 | 70 | 52 | 35 | ||
保健体育 | 105 | 105 | 105 | ||
技術・家庭 | 70 | 70 | 105 | ||
小 計 | 840 | 805 | 770 | ||
選 択 教 科 | 外国語(英語) | 140 | 140 | 140 | |
(音楽)(美術)(保健体育)(技術・家庭)外国語( ) | ― | 35 | ― | ||
(国語)(社会)(数学)(理科)(音楽)(美術)(保健体育)(技術・家庭)外国語( ) | ― | ― | 70 | ||
小 計 | 140 | 175 | 210 | ||
道 徳 | 35 | 35 | 35 | ||
特 別 活 動 | 学級活動 | 35 | 35 | 35 | |
クラブ活動 | (35) | (35) | (35) | ||
小 計 | 35 | 35 | 35 | ||
総 計 | 1050 | 1050 | 1050 | ||
備 考 | |||||
ア 1単位時間 ・各教科、道徳、特別活動の授業1単位は50分とする。 イ 学校裁量の時間 (ア)月曜日、金曜日の6校時に各1単位時間、年間70時間を設定する。 (イ)主な活動内容は次の通りであり、計画的に実施する。 <全校としての取り組み> 学校週5日制に伴う学年としての学力補充、生徒会活動、奉仕活動、学校美化、避難訓 練の実施、行事の事前・事後の指導、学年・学級の活動。 <個人を対象とした取り組み> 教育相談、学力補充、クラブ(部)活動等。 ウ 選択教科 (ア)第2学年では、第1選択として4教科6コース(音楽1、美術1、保健体育2、技術・家庭2)の中 から、1コース選択し年間35単位時間を履修する。 (イ)第3学年では、第1選択として4教科6コース(音楽1、美術1、保健体育2、技術・家庭2)の中 から1コース選択し、年間35単位時間を履修する。第2選択として4教科5コース(国語2、社会 1、数学1、理科1)の中から、前期(18単位時間)、後期(17単位時間)で異なった2コースを選 択し年間35単位時間履修する。 エ 特別活動 (ア)クラブ活動は、部活動に全員が参加することにより、代替する。 (イ)クラブ活動の授業時数は年間を通して35時間を標準とする。 オ そ の 他 (ア)学校週5日制に伴い、行事の精選及び行事の教科への移行、また、週時程の調整を行い、 各教科・道徳・特別活動の標準時数に近づけるよう教育課程の編成を工夫し、生徒の学習活動 を最大限に生かすよう配慮する。 (イ)学校週5日制に伴い、特に休業日の家庭、地域における生徒の主体的な学習活動や地域活 動を援助し、好ましい生活習慣や人間関係を図る良い機会となるよう指導を徹底する。 |
(城南中学校資料 平7) |