成人学校一覧表 (昭和50年度) |
第 1 回 | 日時・場所 | 科 目 | 回 数 | 参加者数 | ||
男 | 女 | 計 | ||||
5月27日~7月29日 毎週火曜日 午後6時~同8時 港区青年館 | 書 道 | 10 | 13 | 52 | 65 | |
郷土史 | 10 | 25 | 23 | 48 | ||
6月2日~7月4日 毎週月・金曜日 午後6時~同8時 赤坂図書館 | 水彩画 | 10 | 9 | 28 | 37 | |
将 棋 | 10 | 11 | 13 | 24 | ||
計 | 4科目 | 58 | 116 | 174 | ||
第 2 回 | 9月22日~10月27日 毎週月・金曜日 午後6時~同8時 高輪図書館 | 奇 術 | 10 | 21 | 9 | 30 |
手 芸 | 10 | 0 | 33 | 33 | ||
近代文学の流れ | 10 | 7 | 14 | 21 | ||
9月23日~11月25日 毎週月・金曜日 午後6時~同8時 港区青年館 | 古典文学 (小倉百人一首) | 10 | 8 | 37 | 45 | |
版 画 | 10 | 17 | 28 | 45 | ||
計 | 5科目 | 53 | 121 | 174 | ||
合 計 | 9科目 | 111 | 237 | 348 |
成人大学の講義内容 |
第10回 日時 8月6日~9月9日 毎週火・金曜日 午後6時~8時 場所 港区青年館 | |||||
No. | テーマ | 講師 | No. | テーマ | 講師 |
1 | 「市民生活とコンピュータ技術発展の恩恵」 | 慶応義塾大学工学部 教授 相磯秀夫 | 6 | 「人蓄共通寄生虫病」Ⅱ | 慶応義塾大学医学部 教授 浅見敬三 |
2 | 「市民生活とコンピュータ情報化社会の諸問題」 | 慶応義塾大学工学部 教授 相磯秀夫 | 7 | 「70年代の国際関係と第3世界」 | 慶応義塾大学法学部 教授 小田英郎 |
3 | 「現代西洋美術論」Ⅰ | 慶応義塾大学文学部 教授 八代修次 | 8 | 「ポルトガル植民地の解体と南部アフリカ問題」 | 慶応義塾大学法学部 教授 小田英郎 |
4 | 「現代西洋美術論」Ⅱ | 慶応義塾大学文学部 教授 八代修次 | 9 | 「私たちの地方財政を考える」Ⅰ | 慶応義塾大学経済学部 教授古田精一 |
5 | 「人蓄共通寄生虫病」Ⅰ | 慶応義塾大学医学部 教授 浅見敬三 | 10 | 「私たちの地方財政を考える」Ⅱ | 慶応義塾大学経済学部 教授 古田精一 |
第11回 日時 2月3日~3月5日 毎週火・金曜日 午後6時~8時 場所 港区青年館 | |||||
No. | テーマ | 講師 | No. | テーマ | 講師 |
1 | 「社会保障の効果と限界」 | 慶応義塾大学商学部 教授 庭田範秋 | 6 | 「各種選挙制の利害損失について」 | 慶応義塾大学法学部 教授 中村菊男 |
2 | 「考古学的に見たわが国古代の舟」Ⅰ | 慶応義塾大学文学部 教授 清水潤三 | 7 | 「青年期の心理とその病態」Ⅰ | 慶応義塾大学医学部 助教授 小此木啓吾 |
3 | 「政治家の条件」 | 慶応義塾大学法学部 教授中村菊男 | 8 | 「青年期の心理とその病態」Ⅱ | 慶応義塾大学医学部 助教授 小此木啓吾 |
4 | 「考古学的に見たわが国古代の舟」Ⅱ | 慶応義塾大学文学部 教授 清水潤三 | 9 | 「大気汚染の話」Ⅰ | 慶応義塾大学工学部 教授 柳沢三郎 |
5 | 「生活をめぐる危険とその管理」 | 慶応義塾大学商学部 教授 庭田範秋 | 10 | 「大気汚染の話」Ⅱ | 慶応義塾大学工学部 教授 柳沢三郎 |
成人セミナー (昭和50年度) |
回 | 期日・回数・場所 | 内 容 | 講 師 | 参加者数 | ||
男 | 女 | 計 | ||||
1 | 6月6日~7月6日 毎週 金曜日午後6時~8時 港区青年館 宿泊研修 土・日 (7月5~6日) 港区立箱根ニコニコ高原学園 全日程 6日間 | 世界的な悩みといわれる人口問題をセミナー方式で 人口危機の正体,人口増加の楽観時代と悲観時代,人口危機出現の背景,人口危機からの脱出。 | 慶応義塾大学経済学部 教授 安川 正彬 | 17 | 8 | 25 |
2 | 11月13日~12月7日 毎週 木曜日午後6時~8時 港区青年館 宿泊研修 土・日 (12月6~7日) 港区立箱根ニコニコ高原学園 全日程 6日間 | 都市とわたしたちのくらしとのかかわりについてセミナー方式で 日本の都市化,都市のこころ,都市のくらし―衣食住,都市のつきあい,日本の都市―その現状と展望 | 慶応義塾大学経済学部 教授 高橋潤二郎 | 22 | 11 | 33 |
婦人学級一覧 (昭和50年度) |
テーマ | 日時・場所 | 講 師 | 参加者数 | ||
講演会 | 社会の変化と婦人の生き方 | 9月6日(土) 午後2:00~4:00 | 読売新聞社 金森 トシエ | 64名 | |
分科会 | 第一 分科会 | 文学をとおして見る 日本の女性 | 9月16日~11月4日 午後2:00~4:00 (毎週火曜日,8回) | 国学院大学講師 中村 誠 | 延 152 |
第二 分科会 | 婦 人 と 社 会 | 9月13日~11月1日 午後2:00~4:00 (毎週土曜日,8回) | 日本女子大学講師 松浦 千誉 | 〃 133 | |
全体会 | 婦人問題について | 11月8日(土) 午後2:00~4:00 | 各分科会の講師 | 17 |
家庭教育学級 (昭和50年度) |
日 時 | 場 所 | 内 容 | 講 師 | 参加者数 (延) |
5月7日~7月9日 毎週水曜日 10回 午前10時~12時 | 芝幼稚園 | 幼児の親のための 幼児の家庭教育,ほめ方叱り方,三つ子の魂,スパルタ教育と放任教育,母親の生きがいなど | 北里大学教授 杉浦 宏 ほか | 168 |
5月9日~7月11日 毎週金曜日 10回 午後2時~4時 | 港区青年館 | 中学生の子どもを持つ親のための 中学生の心理(第二反抗期),性教育,中学生の非行,進学問題,家庭学習など | 法政大学教授 白井 慎 ほか | 188 |
9月26日~11月28日 毎週金曜日 9回 午後2時~4時 | 港区青年館 | 小学生を持つ親のための よい母親の条件,親子の精神衛生,しつけとは,家庭学習,健康問題,家庭とだんらんなど | 立正女子大学教授 富田義雄 ほか | 130 |
10月8日~12月10日 毎週水曜日 10回 午前10時~12時 | 西桜幼稚園 | 幼児の親のための 幼児教育の心理,学校と家庭の教育,遊びとは,ほめ方叱り方,三つ子の魂とは,母親の生きがいなど | 北里大学教授 杉浦 宏 ほか | 238 |
1月30日~3月12日 毎週金曜日 7回 午後2時~4時 | 港区青年館 | 小・中学生を持つ親のための 学習意欲をもりあげるために,勉強のしかた,させ方,家庭学習の考え方,教育ママの生きがい,家庭教師,塾と進学など | 北里大学教授 杉浦 宏 ほか | 215 |
(『港区の社会教育』昭50)
【付記】①成人学校は、昭和25年に開設され、社会教育事業の中では一番長く続いている事業である。開設当初から女性の参加が多かったこともあって、昭和58年に、婦人学級から発展した婦人大学と統合することとなった。
②成人大学は、昭和46年に開設され、現代の諸問題をテーマに各分野の専門の講師による講義を開催していたが、その後、昭和58年度から明治学院大学や慶応義塾大学等区内の私立大学での公開講座を開催することとなり、昭和60年度からは、名称を「区民大学」と改称した。
③成人セミナーは、昭和50年度に開設され、現代社会における諸問題のなかからテーマを絞って、討議を重ねながらより深く学習をしていくというものであるが、参加者が少ないのが弱味であるが、その後も継続している。
④婦人学級は、昭和33年に開設され、婦人の豊かな教養と個々の資質や能力の向上を図ることを目的としたもので、社会教育事業の目玉の一つである。昭和60年度婦人を対象とした類似事業を整理して、成人学校と統合し、婦人大学と改称した。