目次
/
第一編
/
第二章 先史時代
/
第二節 港区内の主要遺跡について
/
(一) 縄文時代の遺跡
(25) 元麻布一丁目三番(旧麻布一本松町二四番地)
57 ~ 58 / 1465ページ
清野謙次氏がその著書『日本原人の研究』に記したところによると、同書が刊行された大正十四年(一九二五)ごろには、すでに石垣が築かれてしまったというが、当時、ここから発見された多数の縄文式土器と打製石斧を安場男爵から贈られたということである。現在では、それ以上の研究がなされていない。