(25) 元麻布一丁目三番(旧麻布一本松町二四番地)

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 清野謙次氏がその著書『日本原人の研究』に記したところによると、同書が刊行された大正十四年(一九二五)ごろには、すでに石垣が築かれてしまったというが、当時、ここから発見された多数の縄文式土器と打製石斧を安場男爵から贈られたということである。現在では、それ以上の研究がなされていない。