神社

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【氷川神社】区内における古い伝承の一つとして麻布の氷川神社のそれがあり、その創建を白鳳年間=七世紀後半としている(『文政寺社書上』)。
【御田八幡】 御田八幡神社は、もと区外にあったが、平安時代中ごろの寛弘二年(一〇〇五)に現在地へ移ったといわれる(社伝および同社所蔵の縁起による)。
【烏森神社】 烏森神社は天慶二年(九三九)に勧請したといわれ、早くから稲荷信仰があったとされる。天慶二年は、平将門の乱の終わった年であるから、このあたりに同社のむすびつきを考えたものであろう。
【西久保八幡神社】 西久保八幡神社は、御田八幡と同じく寛弘年間(一〇〇四~一〇一一)の勧請といわれ、京都の石清水八幡がそのもとであるとされている。