(1) 支配形態に基づく周辺地域との関係

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 江戸時代には、宿駅の助郷負担(宿駅に人馬を拠出する課役)や、村落の単位をこえた広域支配のために村落連合としての諸種の組合の結成が命じられ、組合ごとに一単位として、統一的な支配下に置かれた。港区地域の町並地および在方分も、周辺町村とともに、品川宿助郷組合、目黒筋鷹場組合、御改革組合等に属し、諸役を負担していた。以下にその機能を概観してみよう。