目次
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第一編
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第六章 近代
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第三節 大正期の港区
(三) 震災前の産業経済
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【産業経済の飛躍的発展】 日露戦争から第一次大戦に至る間は、軽工業とならんで、重工業化が推進され、日本資本主義の基礎が確立された時代である。さらに、大正三年から七年にわたる第一次大戦は、日本の産業経済に飛躍的な発展をもたらし、以後生産の集中、独占の形態が形成されていくのである。こうした経過は、港区においても明らかにうかがわれる。