目次
/
第一編
/
第六章 近代
/
第五節 戦時下の区民生活
(一) 満州事変から第二次世界大戦へ
629 ~ 629 / 1465ページ
昭和六年(一九三一)、日本は「満州」への侵略をあらわにする。
このころ、前述のように恐慌は、慢性的な不況を一層深刻なものとし、区民生活を危機的な状況に陥れた。
また、政治的には、軍部が一層の権力を握るようになり、急速な右旋回を遂げる。港区は、こうした激しい動きの舞台でもあった。