(一) 満州事変から第二次世界大戦へ

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 昭和六年(一九三一)、日本は「満州」への侵略をあらわにする。
 このころ、前述のように恐慌は、慢性的な不況を一層深刻なものとし、区民生活を危機的な状況に陥れた。
 また、政治的には、軍部が一層の権力を握るようになり、急速な右旋回を遂げる。港区は、こうした激しい動きの舞台でもあった。