(七) 五一を数える外国公館

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 さきにのべた港区の新しい街へのひとつの要素に、港区内には、多くの外国公館が戦前から存在したということも、少なからぬ影を落としているということができよう。
 その外国公館は、まずは戦後の象徴・アメリカ大使館(赤坂)をはじめ、ソ連(麻布台=旧町名狸穴)、フランス(南麻布)、両ドイツ(赤坂、南麻布)、そして中国(南麻布)などのいわゆる大国を中心とする外国大使館が、合計五一も存在するのである。それは、在日外国大使館のほぼ五〇%に当たる数値を示すものであるという。表4はその一覧を示すものである。
 

表4 区内における外国公館(外務省大臣官房儀典官室発行 昭和53年5月1日現在)

名   称所 在 地
アメリカ合衆国大使館
アラブ首長国連邦大使館
イエメン民主人民共和国大使館
イタリア大使館
イラン大使館
ウルグァイ東方共和国大使館
ヴェネズェラ共和国大使館
エクアドル共和国大使館
社会主義エティオピア
  臨時軍事政府大使館
オーストラリア大使館
オーストリア共和国大使館
オランダ王国大使館
カタル国大使館
カナダ大使館
民主カンボディア大使館
ガーナ共和国大使館
キューバ共和国大使館
ギニア共和国大使館
クウェイト国大使館
コロンビア共和国大使館
ザイール共和国大使館
ザンビア共和国大使館
シンガポール共和国大使館
スイス大使館
スーダン民主共和国大使館
スウェーデン王国大使館
スペイン大使館
スリ・ランカ共和国大使館
ソヴィエト社会主義
   共和国連邦大使館
象牙海岸共和国大使館
大韓民国大使館
中央アフリカ帝国大使館
中華人民共和国大使館
チリ共和国大使館
デンマーク王国大使館
ドイツ民主共和国大使館
ドイツ連邦共和国大使館
ドミニカ共和国大使館
ニカラグァ共和国大使館
ノールウェー王国大使館
バングラデシュ人民共和国大使館
パキスタン回教共和国大使館
パプア・ニューギニア大使館
フィンランド大使館
フランス大使館
ブラジル連邦共和国大使館
ホンデュラス共和国大使館
マダガスカル民主共和国大使館
ラオス人民民主共和国大使館
リベリア共和国大使館
ルーマニア社会主義共和国大使館
赤坂1-10-5
西麻布3-24-20 交通安全教育センタービル7階
赤坂9-5-26 赤坂ハイツ
三田2-5-4
南麻布3-10-32
赤坂9-5-26 赤坂ハイツ403号室
南麻布3-11-23
南麻布3-19-13 麻布スカイマンション101号室
赤坂8-2-13

三田2-1-14
元麻布1-1-20
芝公園3-6-3
南麻布4-1-12 広尾タワーズ
赤坂7-3-38
赤坂8-6-9(一時閉鎖)
西麻布4-16-13 第28森ビル11階
南麻布4-2-51
六本木5-18-2 大昌第ニビル
三田4-13-12
南麻布3-8-15
南青山7-8-1 小田急南青山ビル
高輪3-19-8 メイソン高輪1002号室
六本木5-12-3
南麻布5-9-12
南青山6-6-20 ヤダ・マンション
六本木1-10-3
六本木1-3-29
赤坂1-14-1
麻布台2-1-1

南青山2-24-15 青山タワービル2階
南麻布1-2-5
西麻布3-17-3 メゾン・ヨシダ
南麻布4-5-30
西麻布4-14-12 シェ・麻布
南青山4-17-35 デンマーク・ハウス6階
赤坂7-5-16 赤坂マンション
南麻布4-5-10
白金台3-2-28
六本木4-2-3
南麻布5-12-2
南青山1-15-9
元麻布2-14-9
三田1-4-28 三田国際ビル3階313号
六本木3-2-7
南麻布4-11-44
赤坂8-4-14 青山第一マンションズ2~4階
南麻布4-2-25
元麻布2-3-23
西麻布3-3-21
南青山7-8-1 小田急南青山ビル
西麻布3-16-19