(一) 二十二年四月の国政選挙と地方選挙

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【新憲法下で国政・地方選挙実施】 新憲法ならびに地方自治法の施行を控えた昭和二十二年四月には、国政・地方選挙がすべて実施されている。順を追ってこれをみると、四月五日には、都知事選挙と市区町村長選挙が行なわれ、続いて四月二十日に参議院選挙が、四月二十五日に衆議院総選挙が、四月三十日には地方議会選挙が実施された。このように、四月はさながら選挙の祭典であったが、わが国の新体制の方向を占う重要な意義をもっていた。ここでは、衆議院総選挙ならびに港区に関係する地方選挙の動向をみることにする。