二十二年四月の総選挙

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 ところで、二十二年四月二十五目の衆議院総選挙では、選挙区制度が改められ、いわゆる中選挙区制が導入された。港区は、千代田、中央、新宿、文京の各区とともに、東京第一区・定員四名を構成した。
 この選挙の東京一区における立候補者は、選挙区制度の改正もあり減少したものの二五名を数えた。前回、東京一区において最高点で当選した鳩山一郎が公職追放のために立候補者から姿を消したことが、東京一区のみならず、選挙全体の特徴でもあった。