総選挙の結果

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 この総選挙では、社会党が一四二議席を得て自由党に代わり第一党となった。東京一区でも社会党は、浅沼稲次郎、原彪の二名を当選させた。残る二議席は共産党の野坂参三、民主党の桜内義雄が得た。港区内ならびに東京一区における政党別得票数・率は、表1のとおりである。また、当選した候補者別に港区内での得票数をみると、野坂参三が三万六、三二〇票、桜内義雄一万三、八七七票、浅沼稲次郎八、七六二票、原彪五、九〇一票であった。
 

表1 昭和22年4月衆議院総選挙の政党別得票

自由党民主党社会党共産党無所属諸 派
15416
(19.8)
16836
(32.0)
14663
(27.9)
 6320
(12.0)
2642
(5.5)
1678
(3.2)
65837
(19.7)
57944
(17,3)
76323
(22.8)
28628
(8・5)
88257
(26.4)
17885
(5.3)

(注) 点線の上段が港区内の得票数,下段は東京1区における得票数。( )内はそれぞれ得票率(%)を示す。