区議会議員選挙

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 四月三十日実施の区議選には、定員四四名に対し九〇名が立候補した。選挙の結果を政党別にみると、自民党が二八名で過半数を越えたが、社会党も前回の四名から七名へと増加した。ほかに共産党二名、無所属六名、諸派(日本医師連盟)一名であり、区議会の政党化が前回に比して一段と進んだ。また、当選者を新旧別にみると、前議員は二八名、新人一三名、元議員三名である。
 ところで、都議選と区議選の党派別得票は、表7のとおりである。保守合同後の地方選において自民党が約六〇%の得票を挙げており、区民の政治意識には保守色が濃かったといえよう。
 

表7 昭和34年地方選挙における政党別得票数

自民党社会党共産党諸 派無所属
都議選60933
(63.6)
31565
(32.9)
1153
(1.2)
2212
(2.3)
95863
区議選53494
(59.2)
14458
(16.0)
3460
(3.8)
1881
(2.1)
17127
(18.9)
90422

(注) ( )内は得票率%