【事務処理に電算機導入】 事務処理改善委員会の報告書にもとづき、区は、四十年四月に電子計算機を導入した。電算機導入については三十九年十二月の第四回定例会本会議において革新系議員から支所の権限低下を進めることにはならないか、区の予定する外国製機種ではなく国産機種を購入するべきではないか、といった意見が提出された。
電算機は、導入時には職員の給与計算事務と税務事務に利用され、その後、四十四年からは住民記録システムの採用にともない一段と活用されることになった。その他、複写機をはじめ事務処理機器が導入され、事務処理の合理化と機械化が進んだ。