【多数の特別委員会を設置】 高度経済成長政策のひずみの顕在化によって、区議会は多くの問題に当面した。それは、この時期の区議会が、多数の特別委員会を設置したことに物語られている。比較的長期間設けられた特別委員会としては、特別区制調査特別委員会(三十二年七月十二日設置、現在に至る)、高速道路に関する特別委員会(三十四年二月二十七日設置、三十四年六月二十六日次のように改称)→高速道路対策特別委員会(三十四年六月二十七日改称発足して三十九年七月二十三日次のように模様替え)→道路交通対策特別委員会(三十九年七月二十三日発足、四十二年四月三十日廃止)、交通安全対策特別委員会(四十二年五月十八日設置して四十四年六月二十日次のように改称)→交通・公害対策特別委員会(四十四年六月二十日改称発足して現在に至る)、住宅対策特別委員会(四十二年五月十八日設置、五十年四月三十日廃止)などが挙げられる。