二六年ぶりの区長公選

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【区長公選が二六年ぶりに復活】 四月二十七日、昭和二十四年以来実に二六年ぶりに港区長選挙が行なわれた。二六年間とは、区長公選が絶えた後に生まれた者が有権者となるほどの年月である。この区長選の投票率は、五一・六二%であった。
 この区長選には、自民党の推薦を受けた川原幸男、社会党公認の岡謙四郎、共産党公認の杉浦正男の三名が立候補した。
 選挙の結果は、次のとおりである。
 
  川原 幸男  三七、三〇〇票(得票率 四九・二五%)
  岡 謙四郎  三〇、六八四票(得票率 四〇・五一%)
  杉浦 正男   七、七五六票(同右  一〇・二四%)
 
 こうして、港区民の直接選挙によって、川原区長が誕生した。