都知事選

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 四月十三日に施行された都知事選には、社会、共産、公明の三党推薦の美濃部亮吉、自民党推薦の石原慎太郎、民社党推薦の松下正寿のほか赤尾敏(諸派)、秋山祐徳太子(無所属)、金子詔一(同)、きねぶちみわ子(諸派)、吉田浩(無所属)、南俊夫(諸派)、鈴木東四郎(無所属)、窪田志一(同)、河野孔明(同)、深作清次郎(同)、日月外記(諸派)、野々上武敏(無所属)、垂井正太郎(諸派)の総数一六名が立候補した。
【三選された革新都知事】 右のように多数の立候補者があったが、事実上この都知事選は、美濃部、石原、松下の三候補の争いとなった。これら、主要三候補者の都内全体ならびに港区内での得票は表16のとおりである。
 美濃部候補は表16にみられるように一九八万一二〇四票を得て三選を果たした。
 

表16 50年都知事選主要候補別得票数

候補者名得票総数港区内得票数
美濃部亮吉198120443963
石原慎太郎174809249979
松下正寿2735745730