区行政組織の変化

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 四十年の事務移譲後、区の事務量は大幅に増加し、行政組織も次第に大規模になった。
【五十年四月の区行政組織】 五十年四月からの区自治権強化を前にして、区は、四十九年十一月に従来の企画室を企画部に昇格させた。企画部は、従来の機能に加えて、それまで総務部財政課が担っていた予算編成事務を分掌することになった。これは、複雑さを増す区行政を効率的に遂行するためにとられた措置であり、企画部は区長のスタッフ部門として、計画と予算との体系化に努めている。また区は、五十年四月に保健所の移管にともない保健衛生部を新たに設置した。
 こうして、現在の港区行政は、図8のような組織のもとに運営されている。

図8 港区行政組織(昭和50年4月1日)